ワザ97

はじめから広告サイズを考慮してサイトを設計しよう

あらゆる成功パターンに対応できるサイトにする

 ここまでのワザでは、既存のサイトのデザインやレイアウトに合わせながら、広告ユニットの配置を最適化することを考えてきました。しかし、これから新しくサイトを立ち上げるなら、はじめから最適な配置を考慮してサイトを設計したほうが、早い段階で収益化に成功する可能性が高いはずです。サイトの大規模なリニューアルを検討している場合も同様です。

 ここまでのワザで解説してきた、広告ユニットの配置例や最適化のノウハウを総合すると、下の条件を満たすようにサイトを設計しておけば、筆者が成功例として知っているあらゆるパターンに対応できます。企業において外部のWeb制作会社にサイトの制作を依頼するときは、この点を担当者と共有しておきましょう。

 個人ブログでは自分でサイトを設計していく必要がありますが、ブログサービスを利用していると、デザインやレイアウトの自由がきかないことが多いでしょう。少々勉強する必要はありますが、これを機にレンタルサーバーとWordPressなどを使ったサイト運営にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

Tipsマルチスクリーン対応も忘れずに

新しいサイトでは、スマートフォンでアクセスする訪問者に対して高いユーザビリティを提供することも重要です。ワザ65ワザ66を参考に、マルチスクリーン対応を前提としてサイトを設計しましょう。

広告の最適な配置を考慮したサイト設計の条件

メインコンテンツ側に「728 x 90 ビッグバナー」を配置できる
メインコンテンツ側に「300 x 250 レクタングル」または「336 x 280 レクタングル」を横並びに2つ配置できる
サイドバーに「300 x 250 レクタングル」または「300 x 600 ラージスカイスクレイパー」を配置できる
スマートフォン向けサイトの上部に「320 x 100 ラージモバイルバナー」を配置できる
スマートフォン向けサイトの下部に「300 x 250 レクタングル」を配置できる

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