マイクロソフトのオンラインストレージ「OneDrive」は、無料で5GBの容量が利用できるオンラインストレージ。「Office 365 Solo」を契約すれば、最新のWord 2016やExcel 2016が使えるうえに、OneDriveの容量も1TBにアップされるという、Officeユーザーには使いやすいサービスとなっています。

そのOneDriveがアップデートされ、主に写真関連の機能が強化されました。パソコンの[OneDrive]フォルダーに写真を置いておけば、画像解析によって自動的に分類され、Web版のOneDriveから閲覧できます。

しかも、「ポケディテクター」なる機能により、話題沸騰中の「Pokémon GO」のスクリーンショットを解析して"150のポケモンを自動認識できる"とのこと! その真偽を確認してみました。

ポケモン認識は本物。個別のポケモン名も表示(ただし英語)

Pokémon GOのスクリーンショットをOneDriveに置き、すぐにWeb版のOneDriveにアクセスしてみました。しっかり認識されています!

「#Pokémon」「#Rattata」というタグが付いています。「Rattata」は「コラッタ」の英語名。日本語名でないのはちょっと残念ですが、英語名も新鮮で面白いですね。

[最近の写真を表示する]をスクロールしていくと、「#Pidgey」(ポッポ)、さらには「#Bulbasaur」(フシギダネ)などのポケモンの英語名がタグとして付いていました。ポケモン以外の写真も、タグや場所で分類されています。

自動でタグ付け、場所で分類。写真が圧倒的に探しやすく

ほかにも、自動アルバムの作成、タグや場所での自動分類などが実現されています。これらの機能は「Googleフォト」のほうが先行していますが、OneDriveもかなりの精度で認識してくれます。

写真の一覧は、撮影日や場所でわかりやすく区切られて表示されます。

タグの一覧。ポケモンの認識率は高いですが、分類があやしい写真も一部ありました。

もしや、と思いながら「ポケモン」で検索してみましたが、ヒットしませんでした...

このほか、OneDriveのアプリも機能強化されています。アプリについては以下の記事も参考にしてください。

「ポケディテクター」に関しては、やはり日本語名での認識に期待したいところですね。ポケモントレーナーの人もそうでない人も、フォトストレージとしてのOneDriveをさらに活用してみましょう!

参考記事

「OneDrive 」の写真機能が強化!画像解析、自動アルバム作成、自動仕分け、検索機能強化、ポケモン認識など - Office Blogs

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