レコードを削除できない

他のユーザーが全レコードをロックした状態でテーブルを開いていると、後からそのテーブルを開いたユーザーはレコードを削除できません。削除しようとすると、ステータスバーに「レコードは削除できません。データは読み取り専用です。」と表示されます。その場合、他のユーザーがテーブルを閉じれば、レコードを削除できるようになります。

レコードセレクターにロックのアイコンが表示されているレコードは、他のユーザーにそのレコードがロックされているため、削除できません。削除しようとすると、「ロックされているので、更新できませんでした。」という内容のダイアログボックスが表示されます。その場合、他のユーザーがレコードの編集を終えれば削除できます。

レコードに「#Deleted」が表示されてしまう

開いているテーブルのレコードを削除クエリで削除したときなどに、削除したレコードに「#Deleted」と表示されることがあります。テーブルをいったん閉じて、開き直すと「#Deleted」が表示されている行が消えます。

レコードの削除時に「削除や変更を行えない」と表示される

レコードを選択して[Delete]キーを押すと、「リレーションシップが設定されたレコードがテーブル'(オブジェクト名)'にあるので、レコードの削除や変更を行うことはできません。」という内容のダイアログボックスが表示されることがあります。

これは、レコードを削除すると別のテーブルにあるレコードとの整合性が維持できなくなるということを表しています。整合性を保つためには削除すべきではありませんが、どうしても削除したい場合は、参照整合性を解除するか、連鎖削除を設定します。

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