【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
毎日使うWebサイトは常に自動で開かせる
効果:
時短レベル:6「お気に入り」よりも速いアクセス手段がある
よく利用するWebページはブラウザーの「お気に入り」に登録するのが定番です。しかし、Gmailのような仕事に欠かせないWebアプリがある場合は、より速くサイトを開ける「ピン留め」を利用しましょう。
お気に入りはWebアプリにアクセスする近道を作りますが、サイトを表示したタブをピン留めすることで、次回以降はブラウザーの起動時に自動的に開き、すぐに利用できるようになります。「お気に入り」から選ぶ操作も不要な、最速のアクセス手段だと言えます。
ただし、あまり多くのサイトをピン留めすることは避けましょう。ブラウザーの起動時にすべてを同時に開こうとするため、表示に時間がかかるようになってしまいます。
ピン留めは仕事中に常に表示しているWebアプリ、SNSやメッセンジャーなどに最適です。ニュースサイトなど、ひととおり読んだらタブを閉じる使い方をするサイトは、お気に入りのほうが使いやすいでしょう。
タブをピン留めする
ピン留めしたタブはアイコンだけが表示されるようになります。そしてタブを右クリックして[タブを閉じる]または[ピン留めを外す]を選択すると、ピン留めの効果がなくなり、次回起動時以降は開かなくなります。
こうした仕様から、読み終わったら閉じるサイトにはあまり向かず、常に使うサイトを表示しておくのに適しています。
ポイント
- 本章ではMicrosoft Edgeの利用を前提に解説していますが、Google Chromeではタブを右クリックして[タブを固定]を選択すると同様の機能が利用できます。
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。