【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 125

シートの必要な部分は印刷範囲で定義する

効果: 短縮 ミス防止 時短レベル:3

印刷するたびに範囲を指定する手間も省ける

ワークシートの一部だけを印刷したい場合は、印刷するセル範囲を選択してから印刷プレビューで[選択した部分を印刷]を選択します。しかし、印刷のたびにこうした操作を繰り返すのは大変です。毎回印刷したい範囲が決まっている場合は「印刷範囲」として設定しておきましょう。

複雑なデータの集計を行うためワークシートのセルの一部を作業用に使っている場合や、注意書きが添えられた申請書などは、全体を印刷する必要がありません。あらかじめ印刷範囲を設定しておき、全体を印刷して用紙をムダにしてしまうミスを防止しましょう。

請求書の注意書きを除いて印刷されるように設定する

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。