配列の利用

関数の引数に配列定数を指定する

LOOKUPVLOOKUPINDEXMATCHなどの検索関数では、検索対象となる表を配列として指定する必要があります。配列とは、列と行からなるいくつかのデータのことです。普通、これらの関数には配列としてセル範囲を指定しますが、配列定数という決まった値を指定することもできます。ここでは、VLOOKUP関数の引数に配列定数を指定する例を示します。

活用のポイント

  • 「,」(カンマ)は列の区切りを表し、「;」(セミコロン)は行の区切りを表します。
  • 配列定数の要素に文字列を指定するときには、「"」で囲みます。
  • 数式が長くなる場合には、セル内で[Alt]+[Enter]キーを押して数式の途中で改行しておくと見やすくなります。
  • 配列定数は、検索の対象となる表のように、データの内容が決まっているときに使います。表の内容が変わる可能性があれば、セル範囲を配列として利用します。また、表が大きいときにも配列定数を使わず、セル範囲にデータを入力して利用した方がいいでしょう。

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