文字列の長さ

LEN 文字列の文字数を求める

LENB 文字列のバイト数を求める

対応バージョン:365 2019 2016 2013 2010
LEN関数は、[文字列]の文字数を求めます。LENB関数は、[文字列]のバイト数を求めます。

入力方法と引数

LENレングス文字列

LENBレングス・ビー文字列

文字列もとの文字列を指定します。数値も指定できます。

使用例文字列に含まれる半角文字の個数を求める

LEN関数

活用のポイント

  • LEN関数では、半角文字も全角文字も1文字として数えられます。
  • LENB関数では、半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとして数えられます。
  • 「バイト」とは、半角英数字1文字分に相当するデータ量の単位です。
  • [文字列]のなかに含まれるスペース、句読点、数字などは、LEN関数では文字として数えられ、LENB関数では半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとして数えられます。
  • 文字列を引数に直接指定する場合は「"」で囲んで指定します。
  • 表示形式が指定された数値の場合、もとの数値の文字数やバイト数が数えられます。 たとえば、「1234」が入力されたセルに桁区切りスタイルが設定されていると、表示は 「1,234」になりますが、LEN関数で求められる文字数は4となります。
  • 文字列に含まれる全角文字や半角文字の個数を求めるには、LEN関数とLENB関数で求めた結果の差を利用するといいでしょう。LEN関数は文字数を返しますが、LENB関数では全角文字は1文字を2バイトと数えます。したがって、LENB関数の結果からLEN関数の結果を引くと全角文字の数が求められます。使用例では、LEN関数の結果を2倍した値からLENB関数の結果を引くことにより、半角文字の個数を求めています。

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