文字列の抽出

MID 指定した位置から何文字かを取り出す

MIDB 指定した位置から何バイトかを取り出す

対応バージョン:365 2019 2016 2013 2010
MID関数は、[文字列]の[開始位置]から[文字数]分の文字列を取り出します。MIDB関数は、[文字列]の[開始位置]から[バイト数]分の文字列を取り出します。

入力方法と引数

MIDミッド文字列, 開始位置, 文字数

MIDBミッド・ビー文字列, 開始位置, バイト数

文字列もとの文字列を指定します。数値を直接指定することもできます。
開始位置取り出したい文字列の開始位置を指定します。もとの[文字列]の先頭を1として文字単位またはバイト単位で数えます。
文字数・バイト数取り出したい文字数またはバイト数を指定します。

使用例所在地の4文字目から3文字分の文字列を取り出す

MID関数

活用のポイント

  • MID関数では、半角文字も全角文字も1文字として数えられます。
  • MIDB関数では、半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとして数えられます。
  • [文字列]のなかに含まれるスペース、句読点、数字などは、MID関数では文字として数えられ、MIDB関数では半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとして数えられます。
  • [文字列]の末尾を超える長さの[文字数]または[バイト数]を指定すると、[開始位置]から[文字列]の末尾までが返されます。
  • [開始位置]として[文字列]の長さを超える値を指定すると、空の文字列が返されます。
  • 文字列を引数に直接指定する場合は「"」で囲んで指定します。
  • MID関数ではFIND関数やSEARCH 関数、LEN関数、MIDB関数ではFINDB関数やSEARCHB関数、LENB関数と組み合わせると、特定の文字やバイト位置までを取り出すなど、さまざまな活用ができます。

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