正規分布
NORM.DIST 正規分布の確率や累積確率を求める
NORMDIST 正規分布の確率や累積確率を求める
対応バージョン(NORM.DIST関数):
対応バージョン(NORMDIST関数):
[平均]と[標準偏差]で表される正規分布関数に[値]を代入したときの確率を求めます。また、[値]までの累積確率を求めることもできます。たとえば、テスト結果の分布をもとに、ある得点以下である確率を求めたりするのに使います。
入力方法と引数
NORM.DIST
NORMDIST
値 | 正規分布関数に代入する標本の値を指定します。 |
---|---|
平均 | 分布の算術平均(相加平均)を指定します。 |
標準偏差 | 分布の標準偏差を求めます。 |
関数形式 | 確率密度関数の値を求める場合はFALSEを指定し、累積分布関数の値を求める場合はTRUEを指定します。 |
活用のポイント
- いずれの引数も、省略すると0が指定されたものとみなされます。
- 平均が0、標準偏差が1の正規分布を標準正規分布と呼びます。標準正規分布の場合、NORM.S.DIST関数(NORMSDIST関数)やNORM.S.INV関数(NORMSINV関数)を利用したほうが便利です。
- NORMDIST関数は、NORM.DIST関数の互換性関数です。