レシピ帳としての利用は、Evernoteの特徴をフルに生かせる使い方です。雑誌のレシピなどをスクラップしている人もいるかもしれませんが、紙だけでなく、Webなどあらゆるメディアの情報を保存しておくことができ、検索もしやすいEvernoteは、記録しやすく、活用もしやすいレシピ帳として使うことができます。

ここでは、できるネットで解説している機能の使い方を応用して、Evernoteでレシピ帳を作る方法を解説します。

紙からもWebからもレシピを取り込む

雑誌やWebサイトだけでなく、テレビ、スーパーのチラシ、調味料のパッケージなど、あらゆるメディアにレシピが載っています。ドキュメントスキャナーやWebクリッパー、スマートフォンのカメラなどを活用して、レシピを保存していきましょう。ぼくは料理マンガに載っているレシピを、スマートフォンで撮影してメモすることがよくあります。

紙のレシピをデジタル化する

Webのレシピをクリップする

自分の探し方に合わせて整理する

保存したレシピは1つのノートブックにまとめ、ある程度たまったら、タグを付けて整理します。

一般的には「和食」「洋食」のような料理のジャンルや、「キャベツ」「牛肉」など主な材料の名前をタグにすることが考えられますが、ここは「自分流」の基準であることが大事です。「自分はいつもどのような基準でメニューを決めるか？」と考えながら、タグの付け方を決めてください。

「レシピ集」ノートブックにまとめる

タグやテキストを入力して取り出しやすくする

加筆や整理を繰り返してノートを育てていく

レシピを見て実際に料理を作ったら、作ってみて気付いたことや、家族の反応などをノートに書き加えておきましょう。次に作るときの参考になります。

「再チャレンジ」「家族に好評」のようなタグを付けたり、アレンジのアイデアを書いたりしてもいいでしょう。このようにして情報を加えていくことで、ノートが育ち、オリジナルのレシピ帳ができていきます。

あとからノートに加筆する