クエリとは、テーブルのデータを操作するオブジェクトです。クエリには、下の表のようにさまざまな種類があります。最も使用頻度が高いのは、レコードの抽出やグループ集計を行う「選択クエリ」です。
他に、クロス集計を行う「クロス集計クエリ」、テーブルのレコードを一括更新する「アクションクエリ」、より高度な処理に使用する「SQLクエリ」があります。クエリの種類は、ナビゲーションウィンドウに表示されるアイコンで区別できます。
また、クエリのデザインビューを表示しているときは、[クエリツール]の[デザイン]タブの[クエリの種類]グループにあるボタンから、クエリの種類を確認できます。
クエリの種類
クエリの分類 | アイコン | 説明 | |
---|---|---|---|
選択クエリ | ![]() |
テーブルのデータを表示する。集計クエリ、オートルックアップクエリ、パラメータークエリ、重複クエリ、不一致クエリも含まれる | |
クロス集計クエリ | ![]() |
2次元の縦横集計を実行する | |
アクションクエリ | テーブル作成クエリ | ![]() |
抽出したレコードから新規テーブルを作成する |
更新クエリ | ![]() |
既存のテーブルのデータを更新する | |
追加クエリ | ![]() |
既存のテーブルにレコードを追加する | |
削除クエリ | ![]() |
既存のテーブルからレコードを削除する | |
SQLクエリ | ユニオンクエリ | ![]() |
複数のテーブルのレコードを縦に連結する |
パススルークエリ | ![]() |
SQL サーバーなどのデータベースに接続してデータを取り出す | |
データ定義クエリ | ![]() |
SQLステートメントでテーブルの構造を定義する |