トップは高い汎用性を誇るあの関数!
できるネットの中でも人気が高い「Excel関数」解説記事のうち、2019年によく読まれた記事のベスト10を紹介しますいずれも多くの人が使い方を調べた関数で、利用機会が多く、使い方を覚えるのは難しめのものがそろっています。
知らない関数があれば、今のうちに覚えておくと、新年からの仕事できっと役立てられるでしょう。
第1位 VLOOKUP関数
【エクセル時短】今さら聞けないVLOOKUP関数の使い方。複雑な「4つの引数」を理解しよう
名簿の管理や商品・備品の管理など、さまざまな作業で役立つVLOOK関数が、ダントツの1位でした。使いこなすには概念と4つの引数の意味を理解しておく必要があります。まだ使ったことがない人は、上記の記事を読んでおきましょう。
第2位 SUMIF関数
SUMIF関数で条件を指定して数値を合計する
「平日に限定した来場者数の合計」のように、データの中から指定した条件に一致する数値を合計する、データの集計に欠かせない関数です。範囲、検索条件、合計範囲という3つの引数の指定がやや複雑です。
第3位 COUNTIFS関数
COUNTIFS関数で複数の条件に一致するデータの個数を求める
「得点が60点以上70点未満の生徒の人数を数える」のように、複数の条件を満たすセルを数える関数です。集計する範囲と条件の設定必要なので、上記記事を参考に試してみましょう。
第4位 SUMIFS関数
SUMIFS関数で複数の条件を指定して数値を合計する
「平日かつ午前に限定した来場者数の合計」のように、複数の条件からデータの合計を求める関数です。2位のSUMIF関数とは、条件を複数指定できる点が異なります
第5位 SUBTOTAL関数
SUBTOTAL関数でさまざまな集計値を求める
平均値、合計値、中央値など、さまざまな集計が可能な関数です。Excel 2010以降のバージョンでは、機能が強化されたAGGREGATE関数の使用がおすすめです。 AGGREGATE関数
第6位 TEXT関数
TEXT関数で数値に表示形式を適用した文字列を返す
指定した数値に表示形式を適用した文字列を返し、例えば「0.5」を「50%」とするなど、望む表示形式にデータを整えます。データを見やすく整えるために欠かせない関数です。
第8位 ROUND関数
【エクセル時短】数値の四捨五入、切り捨て、切り上げをおさらい。ROUND関数と関連する関数を理解する
ROUND関数は、桁数を指定して数値を四捨五入できる関数です。Excelにはほかにも切り捨て、切り上げなどの関数もあり、上記記事ではそれらの使い分け方を解説しています。
第9位 IFS関数
IFS関数の使い方。複数の条件を順に調べた結果に応じて異なる値を返す
Excel 2016で追加になった関数で、従来はIF関数を複数組み合わせないといけなかった、複雑な条件判定を簡潔に記述できます。
第10位 CELL関数
CELL関数でセルの情報を得る
指定したセルのセル参照や行番号、表示形式などの情報を得られる、少し特殊な関数です。引数の指定が複雑ですが、活用できる場面は多いので、どのようなことができるかを知っておくと役立つでしょう。
(集計期間:2019年1月1日~12月23日)