活用ノウハウ① 導入・認知獲得編
LINE公式アカウント、LINE広告/使い分け
LINEをビジネスにうまく活用するにはどうしたらいい?
LINE公式アカウントやLINE広告など、LINEの法人向けサービスを自社のビジネスの成長につなげるには、何をどう使ったらいいですか? 各サービスの得意分野などがあれば知りたいです。
身近な事例を参考にしつつ、目的に応じて使い分けましょう。
目的がコミュニケーションかリーチかで使い分ける
LINE公式アカウントは、中長期にわたる「コミュニケーション」を通した販促や集客、ブランディングに適しています。各種SNSの中でも、ユーザーの端末にメッセージをダイレクトに配信できる点が特徴的です。
一方、LINE広告は店舗やサービスをより多くの人に知ってもらったり、利用を促進したりするのに適しています。LINEやLINEのファミリーサービス内に広告を表示して、8,900万人(2021年9月末時点)のLINEユーザーに訴求できます。ネット広告がどれだけ多くの人に到達したかを示す「リーチ」という指標がありますが、LINE広告は、そのリーチ獲得に最適なサービスです。
初めてLINE公式アカウントやLINE広告を利用する場合、まずは他の企業、店舗がどのように活用しているのか調べてみましょう。近隣の店や競合店などがすでにLINE公式アカウントを運用していれば、投稿内容や配信頻度などを参考にできます。
また、運用を担当している知り合いがいれば、その方法や得られた効果について話を聞いてみるのもよいでしょう。参考になるLINE公式アカウントが見つからなくても、LINE社が公開している活用事例を見たり、定期的に開催されているセミナーに参加したりすれば、効率的に情報収集できます。
LINE広告は、いちユーザーとしてLINEを利用しながら、どのようなメッセージや画像があると広告に目を留めるか、興味を引かれるのか、受け手側の気持ちを意識するのが大切です。目についたクリエイティブを参考にしてみましょう。
期待できる効果
- 既存の活用事例があるので、参考にしやすい
- 適切なメッセージ配信の内容や頻度が分かる
- 興味を持たれやすい広告作成のコツが分かる
LINE公式アカウントのトーク画面の例。
トークリストでのLINE広告の表示例。
LINE公式アカウントとLINE広告の使い分け
目的 | LINE公式アカウント | LINE広告 |
---|---|---|
商品・ブランド認知 | △ | ◎ |
理解・好感度/利用意向UP | ◎ | △ |
Webサイトへの集客 | ○ | ○ |
アプリのインストール・利用促進 | △ | ○ |
販促(オフライン) | ◎ | △ |
リピート | ◎ | △ |
友だち新規獲得 | ○ | ◎ |
LINE公式アカウント
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本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2021年11月)における情報に基づいています。記事一覧(目次)や「はじめに」は、以下の「関連まとめ記事」のリンクからご覧ください。