活用ノウハウ① 導入・認知獲得編
LINE公式アカウント/LINE VOOM
動画を活用して、自社の情報発信を行いたい。
若年層にお店をアピールしたいので、動画を使った情報発信を考えています。 気軽にお店の紹介動画を見てもらいながら、ユーザーとコミュニケーションが取れるような機能はありませんか?
「LINE VOOM」を活用しましょう。
動画で訴求できる「プル型」コミュニケーション
「LINE VOOM」は、主に動画コンテンツの投稿を通じて、ユーザーとのコミュニケーションが取れる機能です。 LINEアプリでは、ユーザーのスマホに通知が入る「プッシュ型」のコミュニケーションができるメッセージ配信に対し、 ユーザーが自ら情報を探しに来る「プル型」のコミュニケーションを、テキストや画像を投稿できる旧「タイムライン」で提供していました。 年冬、タイムラインはLINE VOOMとして、ユーザーの興味に合った動画コンテンツを中心に 表示される機能にリニューアルされます(静止画コンテンツの投稿も可能)。
LINE VOOMの特徴は大きく3つあります。1つ目は、投稿された動画に対して、ユーザーが気軽に「いいね」や「コメント」を付けられることです。 LINE公式アカウントは、それらの反応に返信可能です。こうしたやりとりが、ユーザーとのコミュニケーションの活性化につながります。
2つ目は、投稿の「シェア」です。フォロワーが投稿を「シェア」すると、そのフォロワーがLINE VOOMでつながっているフォロワーにも、 投稿が表示されます。LINE公式アカウントを友だち追加しているユーザー以外への拡散も見込めるので、 動画をフックに自社のアカウントを見つけてもらうきっかけになるでしょう。
3つ目は、LINE VOOMはメッセージ配信と異なり通数を気にせず何度も投稿できることです。 月額無料のフリープランの場合、月1,000通の無料のメッセージ通数を超えると配信ができません。 しかし、LINE VOOMは旧タイムラインと同様に、投稿が通数としてカウントされないため、ユーザーへのアプローチを継続できます。
スマホの普及やネット回線の進化で、ユーザーは日頃からさまざまな動画コンテンツに触れています。 動画コンテンツは制作のハードルがやや高くなるものの、多くの情報を盛り込むことができます。 ぜひお店や商品の紹介動画などを作成して、LINEで投稿してみましょう。
LINE公式アカウントのプロフィールからも、企業・店舗の投稿内容を確認できる。
期待できる効果
- 動画のコメント欄で、ユーザーとのコミュニケーションが深まる
- 動画投稿を通じて、新たな友だちを集客できる
- 無料メッセージ通数が0になった後も、情報発信を継続できる
「LINE VOOM」の投稿方法
※一般ユーザー向けの投稿方法です。企業・店舗がLINE VOOMに投稿をする際は、LINE公式アカウントの管理画面より行ってください。
LINEアプリで
[VOOM] [フォロー中] [+]を順にタップ。[投稿]をタップすると、投稿内容の制作画面が表示される。 [リレー]や [カメラ]のモードもある。
投稿内容の制作が完了したら、
[投稿]をタップする。投稿が完了した。
ワンポイントアドバイス「友だち」と「フォロー」の違い
LINE公式アカウントの「友だち」とLINE VOOMの「フォロー」の違いは以下の2点です。友だちとフォローの両方をユーザーに活用してもらうと、相乗効果が見込めます。
LINE公式アカウントの「友だち」
- LINE公式アカウントからのメッセージ配信が受け取れる
- LINE VOOMへの投稿が、「フォロー中」のタブに表示されない
LINE VOOMの「フォロー」
- LINE公式アカウントのメッセージ配信は受け取れない
- LINE LINE VOOMへの投稿が、「フォロー中」のタブに表示される
LINE公式アカウント
本コンテンツのご利用について
本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2021年11月)における情報に基づいています。記事一覧(目次)や「はじめに」は、以下の「関連まとめ記事」のリンクからご覧ください。