活用ノウハウ① 導入・認知獲得編
LINE広告/友だち追加
友だち追加広告を配信するユーザーを、さらに絞り込みたい。
LINE公式アカウントの「友だち追加広告」を利用したのですが、さらにターゲティングを絞り込んで友だちを集めたいです。何かよい機能はありませんか?
LINE広告の「友だち追加」を配信しましょう。
LINE広告ならより詳細なターゲティングが可能
LINE広告の「友だち追加」では、LINE公式アカウントの「友だち追加広告」(Q.18)より細かいターゲティング設定や、既存の友だちのデータを利用したターゲティングができます。 「友だち追加」と「友だち追加広告」により配信される広告の見え方は同じですが、広告の「友だち追加」のほうが、より自社の商品やサービスにフィットする友だちを集客できます。
LINE広告の利用には、Q.03を参考にLINEビジネスIDを発行し、LINE広告の管理画面にログインしたのち、広告アカウントの作成が必要です。
続いてキャンペーンの作成を行う際、「友だち追加」を選択してください。広告グループの作成画面では、ターゲット設定でデモグラフィックデータ、詳細ターゲティング(興味・関心、行動、属性など)、 オーディエンス(自社サイトの訪問ユーザー、メールアドレス、LINE公式アカウントの友だち、またはその類似オーディエンスなど)の設定が可能です※1。 ただし、最初からターゲティングを狭めすぎると配信量が少なくなるので、まずは広めに配信し、徐々にターゲティングを狭めるとよいでしょう。 また、CPF(Cost Per Friends:友だち獲得単価)が高騰しないように自動入札を選択すれば、最適な入札単価の調整が行われるのでオススメです。
予算については、キャンペーンの作成画面で上限予算、広告グループの作成画面で1日の予算を設定できます。広告にかけられる全体予算を考慮しながら、適切な額を振り分けてください。 友だちの獲得後、LINE公式アカウント上で情報発信してコミュニケーションを続ければ、自社のファン作りにつながるでしょう。
※1「みなしデータ」(オーディエンスデータ)はLINEファミリーサービスにおいて、LINEユーザーが登録した性別、年代、エリア情報とそれらのユーザーの行動履歴 (スタンプ購入履歴、LINE公式アカウントの友だち登録履歴など)、LINE内コンテンツの閲覧傾向やLINE内の広告接触情報をもとに分類した「みなし属性」および、実購買の発生した購買場所を 「購買経験」として個人を特定しない形で参考としているものです(「みなし属性」には携帯キャリア・OSは含まない)。「みなし属性」とは、ユーザーが「LINE」上で購入・使用したスタンプや興味のあるコンテンツのほか、 どのようなLINE公式アカウントと友だちになっているかといった傾向をもとに分析(電話番号、メールアドレス、アドレス帳、トーク内容等の機微情報は含まない)したものです。 なお、属性情報の推定は統計的に実施され、特定の個人の識別は行っておりません。また、特定の個人を識別可能な情報の第三者(広告主等)の提供は実施しておりません。
期待できる効果
- より精緻なターゲティングで広告を配信できる
- LINE公式アカウントのデータをターゲティングに活用できる
- ネット広告の運用経験がある人には使いやすい
広告アカウントの作成方法
LINE広告の管理画面にログインしておく。
[広告アカウント]タブ→ [新しい広告アカウントを作成]を順にクリック。[広告アカウントの作成]が表示された。
[請求先情報]で [ビジネスタイプ]を選択し、それに従って情報を入力。続いて[広告主情報][商材情報] [基本情報]を入力して [作成する]をクリックすると、広告アカウントが作成される。[商材情報]には、[LINE公式アカウントのベーシックID/プレミアムID]を入力する必要がある。広告作成で設定する内容
項目 | 内容 |
---|---|
キャンペーン | 配信の目的、掲載期間、上限予算など |
広告グループ | ターゲティング、自動最適化オン/オフ、入札価格、1日の予算など |
広告 | 広告フォーマット、テキスト、画像など |
広告アカウントの作成方法
[広告アカウントタブ]で、作成した広告アカウント名をクリック。 続いて[キャンペーン]タブ→[キャンペーンを作成]をクリック。[キャンペーンの目的]で
[友だち追加]をクリック。 [基本情報]や [掲載期間]、 [任意設定]を設定して [保存して広告グループを作成]をクリックすると、友だち追加が目的に設定されたキャンペーンの作成が完了する。広告グループの作成方法と設定ポイント
キャンペーンを作成すると[広告グループを作成]が表示される。
[基本情報]を入力したら、 [ターゲット設定]を行う。設定を狭めすぎないことと、 [詳細ターゲティング]と [オーディエンス]は、一定期間運用を続けた後で設定するのがポイント。 [最適化と入札]の[入札単価の設定方法]は [友だち追加の最大化を目的に自動で設定]にすると、最適な入札価格調整が行われる。 [予算設定]は施策全体にかかる予算を踏まえて設定。完了したら、 [保存して広告作成へ]をクリック。ワンポイントアドバイス除外オーディエンスを活用しよう
LINE広告の友だち追加を配信する際は、広告グループの作成時に「オーディエンス」の項目で、LINE公式アカウントの友だちオーディエンスを除外するように設定しましょう。すでに友だちになっているユーザーに広告が配信されないので、クリック率の悪化を防げます。
LINE公式アカウント
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本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2021年11月)における情報に基づいています。記事一覧(目次)や「はじめに」は、以下の「関連まとめ記事」のリンクからご覧ください。