活用ノウハウ② 初回利用編
LINE公式アカウント/応答メッセージ

Q.27

よく聞かれる質問に効率的に回答したい。

イラスト

お客さまから、営業時間に関する質問をLINEチャットで度々いただきます。他にも同じ内容の質問が来ることがあるので、回答をスムーズにしたいです。

A

キーワードに自動返信する「応答メッセージ」を設定しましょう。

キーワードに対して自動で返信

「応答メッセージ」とは、ユーザーからメッセージを受信したときに自動で送信されるメッセージのことです。「キーワード」が含まれたメッセージに対して、あらかじめ設定された内容を自動で返信します。よくある質問に応答メッセージを使って自動で対応できれば、業務負荷の削減や、ユーザーの課題の迅速な解決につながります。

応答メッセージを設定するには、ユーザーからのメッセージによく含まれる言葉をキーワードとして登録し、それに対して回答を入力します。例えば、営業時間についてよく質問されるなら、「営業時間」というキーワードと、その回答を設定しましょう。営業時間などの基本情報の他にも、パンの焼き上がり時間やクリーニングにかかる時間、保険適用の有無、テイクアウトの有無、予約キャンセル、送料など、業界・業種それぞれのケースで、よく聞かれる質問を登録しておくと便利です

応答メッセージを設定したら、あいさつメッセージやメッセージ配信で、質問に対応しているキーワードを案内しておきましょう。ユーザーにチャットで質問してもらいやすくなります。

よく聞かれる質問に効率的に回答したい。|LINEビジネス活用公式ガイド

指定したキーワードが含まれたメッセージに自動で返信できる。

応答メッセージの設定方法

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[ホーム]→[応答メッセージ]を順にタップ。[応答メッセージ]画面では、最初は1[Default]に設定されているので、それをタップ。[編集]画面で[ステータス]をオフにして[保存]をタップすると、デフォルトのメッセージが停止する。新たな応答メッセージを作成するには2[メッセージを作成]をタップ。

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[作成]画面の[追加]をタップすると、メッセージの種類が表示される。[テキスト]をタップして選択すると、テキストメッセージを入力できる。3[友だちの表示名]をタップすると、メッセージにユーザー名を含めることが可能。設定が完了したら4[次へ]をタップ。画像などを追加したい場合は5[追加]をタップしてメッセージの種類を選択する。

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6[タイトル]をタップして、メッセージの概要を入力。7[ステータス]と8[キーワード]をタップしてオンにする。反応するキーワードは9[キーワード(○)]をタップして設定する。設定が完了したら10[保存]をタップ。

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キーワードの11[作成]をタップすると、入力ボックスが表示される。入力して[保存]をタップすると、キーワードを追加できる。1つの応答メッセージに対して複数のキーワードの設定が可能。

APIを使ったボット機能

さらに高度で効率的なコミュニケーションを行いたい場合は、Messaging APIを使ったボット機能の活用が有効です。ユーザーからメッセージを受け取ると、ボットサーバーから返信が送られます。APIを使ったボット機能を使うには、別途、開発パートナーとの連携(有料)が必要です。

期待できる効果

  • すぐに返信できるので、ユーザーを待たせずに済む
  • 手が離せないタイミングで質問が来ても、自動で返信可能
  • 固定電話がなくても、LINE公式アカウントで代用できる

ワンポイントアドバイス応答メッセージでは画像も自動返信できる

テキストだけで情報を伝えにくいときは、応答メッセージに画像を添付すると親切です。飲食店であれば「オススメ」「メニュー」などのキーワードと、それに対する回答としてテキストと一緒に実際の商品画像を設定しましょう。

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写真の設定も可能。

本コンテンツのご利用について

本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2021年11月)における情報に基づいています。記事一覧(目次)や「はじめに」は、以下の「関連まとめ記事」のリンクからご覧ください。

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