活用ノウハウ② 初回利用編
LINE公式アカウント/メッセージ配信、クーポン
客足が落ちる曜日や時間帯の来客を増やしたい。
土日や夕方はおかげさまで混み合うのですが、平日の午前中、雨の日などは、客足が落ちます。客足が少ない日や時間帯を狙って来客を伸ばす施策のアイデアはありますか?
特定の曜日や時間帯に使える「クーポン」を用意しましょう。
クーポンの設定条件とオペレーションが重要
店舗では平日の午前中や雨の日など、どうしても客足が鈍る時間帯や天気があります。そのようなときにユーザーの来店を増やすには、特定の時間帯や天気の悪い日などに利用できるように条件を指定したクーポンを配信するのがオススメです。 有効期間を1カ月などに限定して、前月の下旬、あるいは月始めに配布すると、ユーザーに「その時間帯に行ってみよう」と意識してもらえます。さらに、クーポンの使用可能回数を上限なしに設定すれば、「その時間帯に来店する」ことを習慣づけられるかもしれません。
クーポンでは、その内容や利用期間などをユーザーに分かりやすく示しましょう。また、利用ガイドには「会計時にクーポンを提示してください」など使用方法を必ず入力してください。
クーポンの運用は、提供側のオペレーション統一も重要です。利用可能な条件を周知して、クーポンの確認作業や利用処理にミスが起こらないよう、オペレーションを徹底しましょう。店舗やサイトの運営に携わるスタッフの対応環境が整うことで、クーポンはその効果を発揮します。
期待できる効果
- 午前中の来客が増え、ピーク時の混雑が緩和される
- 客足が落ちる雨の日の利用ユーザーが増える
- オフピーク時の来客が見込め、売上が平準化される
クーポン設定のポイント
Q.13を参考に、クーポンの作成画面を表示する。 [クーポン名]に利用できるタイミングを含めておくと分かりやすい。クーポンの内容と条件を簡単に記載した画像を作成し、 [写真]をタップしてアップロードする。
利用方法や
[有効期間] [詳細設定]で指定できない利用条件の詳細は、 [利用ガイド]に必ず記載する。ワンポイントアドバイスリッチメニューと組み合わせてクーポンの利用を促進
「クーポン」をリッチメニューのボタンから自動で配布できるようにしましょう。まず、「応答メッセージ」で特定のテキストをキーワードにクーポンが自動返信されるように設定します。 そして、「リッチメニュー」に、タップすると先ほどのキーワードが自動送信されるボタンを作成すると、クーポンを自動配布できます。
クーポンをきっかけにサービスを利用してもらうことで、売上アップが見込めるでしょう。
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