活用ノウハウ③ リピート促進編
LINE公式アカウント/メッセージ配信

Q.58

友だちが増えて、アップグレードしたいが予算がない。

イラスト

LINE公式アカウントの友だちが増えてきました。無料で配信できるメッセージの上限にすぐ達してしまいます。プランを変更したいのですが、上長に「予算がない」と言われました。

A

計画立てた配信と、その成果を示して予算を獲得しましょう。

配信数を節約しつつ、予算獲得のために動く

LINE公式アカウントには無料で利用できる「フリープラン」がありますが、送信できるメッセージは月に1,000通までです。単純計算で、友だち数が250人を超えると、週2回以上のペースでの発信はできません。フリープランで運用する場合は、配信内容とタイミングの計画を立てるのが大切です

メッセージの配信時には、配信通数の上限を決められます。月の途中で友だちの数が増えても、上限値を決めておくと計画どおりに配信できます。また、LINEチャットでタグ付けしているユーザーだけを対象に配信することも可能です。

メッセージは1通で3吹き出しまで送れるので、画像やクーポンを混ぜると、文字ばかりのメッセージより読まれやすくなります。

こうした工夫に加え、運用者として成果を示し、企業・店舗内での予算獲得も目指してみてください。例えばクーポンの配布後、クーポン利用者数はLINE公式アカウントからの集客数、クーポン利用者数の合計売上金額はLINE公式アカウントによる売上として成果を示せれば、予算獲得につなげやすくなります。

期待できる効果

  • 配信数の上限を設定すれば、無料のメッセージの範囲内に収まる
  • LINE公式アカウントに興味があるユーザーに絞って配信できる
  • 予算が獲得できれば、繁忙期に集中して配信数を増やせる

配信数の制限方法

友だちが増えて、アップグレードしたいが予算がない。

Q.12を参考に、[メッセージ設定]を表示しておく。1[配信メッセージ数]をオンにすると2[メッセージ数を入力]に配信数の上限を入力できる。

タグ付けしたユーザーへの配信方法

友だちが増えて、アップグレードしたいが予算がない。

Q.57を参考にチャットタグオーディエンスを作成しておく。続いてWeb版管理画面で[ホーム]→[メッセージ配信]→[メッセージを作成]→1[絞り込み]を順にクリック。1をクリックすると、配信するオーディエンスの選択画面が表示されるので、配信したいものの[含める]→[追加]を順にクリック。2[オーディエンス]に配信先に含めるチャットタグオーディエンスが表示される。

ワンポイントアドバイスメルマガの費用対効果と比べる

LINE公式アカウントの運用で、その配信効果がよく比較されるのが「メルマガ」です。メルマガは多くの企業・店舗で実施されている販促手法の1つですが、メールアドレスを持っていない年代のユーザーも多く、効果が出にくい場合があります。リーチ数や開封率の面でメルマガと比較すれば、LINE公式アカウントの予算獲得につなげやすいでしょう。

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本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2021年11月)における情報に基づいています。記事一覧(目次)や「はじめに」は、以下の「関連まとめ記事」のリンクからご覧ください。

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