活用ノウハウ③ リピート促進編
LINE広告/オーディエンス配信
既存ユーザーに似たターゲット層に広告を配信したい。
リピーターが増える一方で、新規ユーザーの集客がうまくいきません。既存ユーザーに似たユーザーに広告を配信できれば効果がありそうですが、そのようなことはできますか?
「類似配信」を活用しましょう。
オーディエンスを類似拡大して、広告を配信
LINE広告には「類似配信」という配信手法があります。すでに自社の商品やサービスを利用しているユーザーや、LINE公式アカウントを友だち追加しているユーザーをソースオーディエンス(広告の配信対象の元データ)にして、それに類似するユーザーに広告を配信できる機能です。
Q.59で作成したオーディエンスに含まれるユーザーから、性別や年齢、興味・関心などが類似したユーザーをLINE内で探し出し、広告を配信します。そのため、ソースオーディエンスの数と質によって広告効果が変わる可能性があります。例えばECサイトなら、利用頻度や購入金額の高い優良顧客のデータだけを抽出してソースオーディエンスを作成すると高い効果が見込めます。ただし、ソースオーディエンスの数は500以上を目安としてある程度担保されていることが必要です。
また、オーディエンスサイズを%で指定することもできます。サイズが大きいほど似ているユーザーが含まれる割合は低くなりますが、より多くの人を対象に配信可能です。サイズを自動設定すると、LINEの配信アルゴリズムにのっとり、最適なオーディエンスサイズになるように調整した上で、広告が配信されます。
期待できる効果
- 既存ユーザーのデータを使って、新規ユーザーを集客できる
- 興味を持ってくれそうなユーザーを探し出して配信できる
類似配信の仕組み
類似オーディエンスの作成方法
Q.59を参考に、類似オーディエンスのもとになるオーディエンスを作成しておく。続いて [オーディエンス作成]→ [類似オーディエンス]を順にクリック。
[オーディエンスソースを選択してください]をクリックして、作成済みのオーディエンスを選択。続いて [オーディエンスサイズ]を選択して [保存]をクリックすると、類似オーディエンスを作成できる。
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