活用ノウハウ③ リピート促進編
LINE公式アカウント/トラッキング

Q.67

LINEを経由したWebサイトの訪問者数を計測したい。

イラスト

WebサイトやECサイトに誘導するようなメッセージをLINE公式アカウントで配信しています。 どのくらいのユーザーがLINE経由で訪問しているのかを計測し、効果を調べたいです。

A

Webサイトに「LINE Tag」を設置しましょう。

目的に応じてタグを設定しよう

LINE公式アカウントのメッセージ配信が、Web上での成果(コンバージョン)にどれだけつながったかを計測するには、 Webサイトに指定の「LINE Tag」を設置する必要があります。Tagを設置することで、友だちがとった行動 (購入、会員登録など)が計測できるようになります。

計測の結果は、管理画面の「分析」から確認可能です。どのメッセージ配信がユーザーの行動につながったか、 定期的に振り返るようにしましょう。

なお、LINE広告を利用している場合は、同じLINE公式アカウントを紐付けたすべての広告アカウントと、 LINE Tagで得られた情報を共有することができます。次ページの3つのタグを、Webサイトの適切な場所に設置しましょう。

タグの設置は、Webサイトのソースコード内に次ページで表示したコードをコピー&ペーストして行います。 サイト構築やコーディングに関する知識がなく、自分でタグを設置する方法が分からない場合は、 サイト制作を依頼したパートナーに相談してください。

期待できる効果

  • LINE経由のコンバージョン計測で、注力すべき施策が分かる
  • コンバージョンにつながらないメッセージの改善をすぐに行える
  • メッセージのクリックデータを、LINE広告のターゲティングに活用できる

LINE Tagの種類

LINE Tag設置方法
ベースコード計測を行いたいWebサイトのヘッダー内に設置するか、Googleタグマネージャーで設定
コンバージョンコード(イベントコード)コンバージョンを計測する場合に、コンバージョン完了ページ(購入完了、会員登録完了ページなど)に設置。ベースコードとセットで設置する必要がある
カスタムイベントコード(イベントコード) コンバージョン以外の行動を計測する場合に、該当ページに設置。ベースコードとセットで設置する必要がある

LINE Tagの設定方法

LINEタグの設置方法

Web版管理画面で[ホーム]→[データ管理]→[トラッキング]→[LINE Tagの利用を開始する]を順にクリックすると、 Webサイトに設置するタグ(コード)が表示される。1[コピー]をクリックしてWebサイトにタグを設置すると、 2[ステータス]が[利用可能]になる。

LINEタグの設置方法

例えば、メッセージ経由のコンバージョンを計測する場合は、[分析]→[メッセージ配信]→[詳細]を表示すれば、 3[コンバージョン]部分に分析内容が表示される。

本コンテンツのご利用について

本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2021年11月)における情報に基づいています。記事一覧(目次)や「はじめに」は、以下の「関連まとめ記事」のリンクからご覧ください。

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