活用ノウハウ③ リピート促進編
LINE広告/LINE Tag
LINE広告経由のアクセスやコンバージョンを計測したい。
どれくらいのユーザーが、LINE広告経由で自社のWebサイトやECサイトを訪問しているのか、また、商品購入につながっているのかを計測したいです。
「LINE Tag」で広告効果を計測できます。
LINE公式アカウントのLINE Tagと共有可能
広告の効果計測には「タグ」が必要です。LINE広告では、Webサイト上にLINE Tagを設置すると、広告経由のアクセスやコンバージョンなどを計測できます。 どの広告経由でWebサイトへのアクセス数が増えたか、商品購入や会員登録などがあったかが分かると、数値に基づいた運用改善ができるようになります。
また、リターゲティング広告では、過去にWebサイトを訪問したことがあるユーザーに対して広告を配信します。その際に使用するオーディエンスデータの作成にも、タグが欠かせません。 LINE広告の場合、LINE TagをWebサイトに設置してオーディエンスデータを作成すれば、 すでに自社の商品・サービスに興味・関心のある人をLINE内から探し出して広告を配信する「オーディエンス配信」(Q.59)が実施可能です。
LINE Tagは、LINE広告の管理画面から取得できるほか、LINE公式アカウントのWeb版管理画面で取得したものとの共有が可能です。設置するコードの詳細は、Q.67を参照してください。
期待できる効果
- 広告の配信効果が分かると、運用の改善点が見えてくる
- オーディエンスデータの作成で、広告の配信手法が広がる
コードの設置例
①ベースコード
ベースコードを設置すれば、クリックからコンバージョン発生までの有効期間や、流入元URL別など特定の条件下での「カスタムコンバージョン」を計測できます。
なお、オーディエンス配信を実施するには、ベースコードを設置してオーディエンスデータを作成します。
②ベースコード+コンバージョンコード
購入完了、会員登録完了のページにコンバージョンコードを設定しておき、そのページを訪れた人の数からコンバージョンを計測します。
広告単位でコンバージョン率を比較することで効果の高い広告を発見できます。
③ベースコード+カスタムイベントコード
商品のランディングページ、申し込みフォーム、購入完了ページにそれぞれカスタムイベントコードを設置し、どこで離脱が発生するかを検証します。
LINE Tagの設定方法
Q.63を参考に、共有ライブラリメニュー内の[トラッキング(LINE Tag)]をクリックすると、 3つのコードがコピー&ペーストできるようになっている。タグの設置後、使用しているタグの [ステータス]も確認できる。
LINE公式アカウント
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本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2021年11月)における情報に基づいています。記事一覧(目次)や「はじめに」は、以下の「関連まとめ記事」のリンクからご覧ください。