Domoによる「変革の最前線」を7社の事例から知る

企業に存在するさまざまなデータに接続し、クラウド上での一元管理や加工・変換、ダッシュボードによる可視化、組織内での共有を可能にするプラットフォーム「Domo」(ドーモ)。「ビジネスのためのオペレーティングシステム(OS)」というメッセージを掲げ、世界1,500社以上で利用されています。

大量のデータを扱うことから、ビジネス系のWebメディアでは一般に「BIツール」として紹介されますが、実際には、BIツールとDomoには大きな違いがあります。それはどのような点にあるのでしょうか?

ここではアタラ合同会社CEO・杉原剛氏の著書『最強のデータ経営 個人と組織の力を引き出す究極のイノベーション「Domo」』から、Domoを導入した国内4社、海外3社の事例を紹介。Domoを選んだ理由、導入の目的、具体的な利用シーンなどをキーマンに聞きながら、BIツールとは異なるDomoならではの魅力に迫ります。

花王 [デジタルマーケティング部 データサイエンス室]

現場との徹底したディスカッションが価値あるデータ分析の源泉に

データの重要性にいち早く注目し、大きな成果を生み出してきた花王。その中枢であるデジタルマーケティング部では、主にECの領域でDomoを利用している。単なる可視化に留まらない、ビジネス課題の解決に根ざした取り組みが進行中だ。

最強のデータ経営:現場との徹底したディスカッションが価値あるデータ分析の源泉に

意味のある可視化から新しい気づきを得て、正しい地点から議論を始められる

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ソフトバンク [デジタルメディア統括部 統括部長 藤平大輔氏]

経営判断に有効な指標を導き出し、AIによる未来予測まで実現したい

適切な経営判断のため、客観性の高いデータをリアルタイムに活用する。こうしたニーズを満たすべく、ソフトバンクはDomoの導入を決定した。取り組みを主導する藤平大輔氏は、現場の業務から経営層の予測までを視野に入れている。

最強のデータ経営:経営判断に有効な指標を導き出し、AIによる未来予測まで実現したい

主観の入らない、大もとにある数字で議論をスタートすることが最初の目的

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント [マーケティング部 CRM&Web推進課]

データをクイックに理解して行動するBIとは異なるツールとして活用

家庭用ゲーム機の世界で圧倒的な存在感を示すソニー・インタラクティブエンタテインメントの「PlayStation」。そのマーケティングチームでは、CRMの見直しと同時にDomoを導入。外部ツールのデータ統合を実現し、現場での施策の起点として広く活用している。

最強のデータ経営:データをクイックに理解して行動するBIとは異なるツールとして活用

現場が直接、データを把握して次の行動をする。その点で競合するツールは、ほぼ存在しなかった

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米Cisco Systems(シスコシステムズ) [ロバート・リー氏]

ビジネスユーザーへの開放で想像もしなかったデータ活用が進む

BtoBの製品やサービスを主軸とする企業でも、顧客との関係構築のためのデータ活用が当たり前になってきた。企業向けネットワーク機器メーカーの雄であるシスコシステムズでは、すでにDomoの広い浸透が進んでいる。

最強のデータ経営:ビジネスユーザーへの開放で想像もしなかったデータ活用が進む

現場のメンバーが夢中でデータを探し、より深く考えるようになった

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米Dell EMC(デルEMC) [マシュー・コブレンツ氏]

データ活用こそが自社のビジネスを守り競争を勝ち抜く原動力になる

世界的なPCメーカーであるデルは、製品の販売におけるデータ活用からDomoの利用を開始した。決め手となったのは「コネクターの豊富さ」だ。すでに営業活動での利用も始まり、競争力を高めるエンジンとなっている。

最強のデータ経営:データ活用こそが自社のビジネスを守り競争を勝ち抜く原動力になる

大量のデータを扱えるツールはあっても、貴重な発見を提供してくれるのはDomoだけだ

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米DSi [ランス・ティーシェン氏]

デジタル法科学の分野でも広がるデータの一元化と共有のインパクト

「コンピューターフォレンジック」という、やや聞き慣れない分野でもDomoの利用が進んでいる。異なるツールの多様なデータを統合し、定着化にまで成功してきたノウハウを、米DSiのキーマンに聞いた。

最強のデータ経営:デジタル法科学の分野でも広がるデータの一元化と共有のインパクト

社内のアーリーアダプターに任せた結果、瞬く間にDomoの利用が広まった

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日本ロレアル [デジタル戦略統括責任者(CDO) 長瀬次英氏]

誰もが同じ数字を見られることから本当の「データドリブン」が始まる

グローバルな規模でのデジタル化を推進するロレアルグループでは、データをリアルタイムに活用するプラットフォームとしてDomoを採用した。それがもたらす価値を、日本初の「CDO」として著名な長瀬氏に聞いた。
※取材時点(2018年7月)の情報に基づいています

最強のデータ経営:誰もが同じ数字を見られることから本当の「データドリブン」が始まる

グローバルな視点でビジネスをリアルタイムに把握したい。各国のCDOが評価したのが、Domoだった

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お客様事例 - Domo

ここで紹介した記事は、インプレスの書籍『最強のデータ経営 個人と組織の力を引き出す究極のイノベーション「Domo」』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「はじめに」「おわりに」は以下のリンクからご覧ください。
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