活用ノウハウ③ リピート促進編
LINE公式アカウント/メッセージ配信
自分の担当するユーザーにだけメッセージを配信したい。
予約や施術後のサポートを、LINEチャットで行っています。休暇のお知らせや限定の情報などを、自分が担当しているお客さまに向けてメッセージ配信したいのですが、方法はありますか?
タグ付けしたユーザーを「オーディエンス」に設定しましょう。
担当制のビジネスに有効な配信方法
美容室、整体などのサービス業では、スタッフが担当するユーザーが固定されている場合が多くあります。通常のLINE公式アカウントのメッセージ配信は、友だち全員に同じ内容のメッセージが配信されますが、LINEチャットの「タグ」(Q.55)を活用することで、担当ユーザーにだけメッセージを配信することが可能です。この機能を使えば、自分の休暇期間をお知らせしたり、特別なキャンペーン情報などを提供したりすることができます。
具体的には、「オーディエンス」の設定で、チャットでタグ付けしたユーザーを抽出する「チャットタグオーディエンス」を使います。ユーザーとのLINEチャットを担当者別にタグ付けして管理している場合は、そのままオーディエンスに設定するだけで簡単に利用できます。担当制の店舗ビジネスだけでなく、オンライン英会話などユーザーに担当スタッフがつくオンラインサービスなどでも有効です。
期待できる効果
- 担当ユーザーにだけ、休暇や時短のお知らせが一括で配信可能
- こまめな情報発信で、担当スタッフをより身近に感じてもらえる
- 限定情報や特別なクーポンの配信にも使える
オーディエンスの作成方法
Web版管理画面で[ホーム]→[データ管理]→[オーディエンス]→[作成]を順にクリック。[オーディエンスタイプ]で
[チャットタグオーディエンス]を選択して、ユーザーに設定しているタグを指定する。他に設定可能なオーディエンスタイプの詳細は [オーディエンスタイプについて]から確認できる。ワンポイントアドバイスチャットタグを効率よく管理するには
LINEチャットのタグを後から整理すると工数がかかるので、あらかじめ規則的なタグ名を考えておきましょう。
- 担当ユーザーにメッセージ配信を行いたいとき
- 入会月別にメッセージ配信を行いたいとき
- (デリバリーなど)居住地別にメッセージ配信を行いたいとき
→○○(スタッフ名)_△△様(ユーザーの名前)
→○月(入会月)_△△様(ユーザーの名前)
→○○市(居住地)_△△様(ユーザーの名前)
LINE公式アカウント
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本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2021年11月)における情報に基づいています。記事一覧(目次)や「はじめに」は、以下の「関連まとめ記事」のリンクからご覧ください。