活用ノウハウ① 導入・認知獲得編
LINE公式アカウント/LINEVOOM

Q.19

動画を活用して、自社の情報発信を行いたい。

イラスト

若年層にお店をアピールしたいので、動画を使った情報発信を考えています。気軽にお店の紹介動画を見てもらいながら、ユーザーとコミュニケーションが取れるような機能はありませんか?

A

「LINEVOOM」を活用しましょう。

動画で訴求できる「プル型」コミュニケーション

「LINEVOOM」は、主に動画コンテンツの投稿を通じて、ユーザーとのコミュニケーションが取れる機能です。LINE公式アカウントのメッセージ配信は、「オーナーがユーザーに対して情報を発信する」機能ですが、LINEVOOMは「ユーザーが興味・関心に応じて、オーナーが投稿した情報を探しに来る」機能です。

LINEVOOMの特徴は大きく3つあります。1つ目は、投稿された動画に対して、ユーザーが気軽に「リアクション」や「コメント」を付けられることです。

2つ目は、投稿の「シェア」です。フォロワーが投稿を「シェア」すると、そのフォロワーがLINEVOOMでつながっているフォロワーにも、投稿が表示されます。LINE公式アカウントを友だち追加しているユーザー以外への拡散も見込めるので、動画をフックに自社のアカウントを見つけてもらうきっかけになるでしょう。

3つ目は、LINEVOOMはメッセージ配信と異なり、何度でも投稿できることです。LINE公式アカウントはプランに応じて月間の無料メッセージ通数が定められていますが、LINEVOOMへの投稿はメッセージ通数としてカウントされません。

スマホの普及やネット回線の進化で、ユーザーは日頃からさまざまな動画コンテンツに触れています。飲食店の場合は料理の魅力をより伝えられたり、小売店であれば実際の使い方を説明できたりと、動画は多くの情報を盛り込めます。ぜひお店や商品の紹介動画などを作成して、LINEVOOMに投稿してみましょう。

動画を活用して、自社の情報発信を行いたい。|LINEビジネス活用公式ガイド

LINE公式アカウントのプロフィールからも、LINEVOOMの投稿内容が確認できる。

期待できる効果

  • 動画のコメント欄で、ユーザーとのコミュニケーションが深まる
  • 動画投稿を通じて、新たな友だちを集客できる
  • 無料メッセージ通数が0になった後も、情報発信を継続できる

「LINEVOOM」の投稿方法

動画を活用して、自社の情報発信を行いたい。|LINEビジネス活用公式ガイド

LINEアプリで1[VOOM]をタップ。

動画を活用して、自社の情報発信を行いたい。|LINEビジネス活用公式ガイド

2[+]をタップすると、投稿内容の制作画面が表示される。

動画を活用して、自社の情報発信を行いたい。|LINEビジネス活用公式ガイド

「動画」か「写真・テキスト」を選択。それぞれファイルをアップロードして3[投稿]をタップすると投稿が完了する。

動画を活用して、自社の情報発信を行いたい。|LINEビジネス活用公式ガイド

カテゴリーは、投稿する内容に合致した項目を選択する。

ワンポイントアドバイス「友だち」と「フォロー」の違い

LINE公式アカウントの「友だち」とLINEVOOMの「フォロー」の違いは以下の2点です。友だちとフォローの両方をユーザーに活用してもらうと、相乗効果が見込めます。

LINE公式アカウントの「友だち」

  • LINE公式アカウントからのメッセージが受け取れる
  • LINEVOOMへの投稿が、「フォロー中」のタブに表示されない

LINEVOOMの「フォロー」

  • LINE公式アカウントのメッセージ配信は受け取れない
  • LINEVOOMへの投稿が、「フォロー中」のタブに表示される

本コンテンツのご利用について

本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド 第2版』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2023年6月)における情報に基づいています。

本コンテンツの各記事は、2023年9月~順次公開いたします。