活用ノウハウ① 導入・認知獲得編
LINE公式アカウント/応答メッセージ

Q.28

よく聞かれる質問に効率的に回答したい。

イラスト

お客さまから、営業時間に関する質問をLINEチャットで度々いただきます。他にも同じ内容の質問が来ることがあるので、回答をスムーズにしたいです。

A

キーワードに自動返信する「応答メッセージ」を設定しましょう。

キーワードに対して自動で返信

「応答メッセージ」とは、ユーザーからチャットでメッセージを受信したときに自動で送信されるメッセージのことです。事前に指定した「キーワード」が含まれたメッセージに対して、設定した内容を自動で返信します。よくある質問に応答メッセージを使って自動で対応できれば、業務負荷の削減や、ユーザーの課題の迅速な解決につながります。

応答メッセージを利用するには、ユーザーからのメッセージによく含まれる言葉をキーワードとして登録し、それに対して回答を入力します。例えば、営業時間についてよく質問されるなら、「営業時間」というキーワードと、その回答を設定しましょう。営業時間などの基本情報のほかにも、パンの焼き上がり時間やクリーニングにかかる時間、テイクアウトの有無、予約キャンセル、送料など、業界・業種それぞれのケースで、よく聞かれる質問を登録しておくと便利です

応答メッセージを設定したら、あいさつメッセージやメッセージ配信で、質問に対応しているキーワードを案内しておきましょう。ユーザーにチャットで質問してもらいやすくなります。

チャットで質問や各種相談を受け付けたい。|LINEビジネス活用公式ガイド

指定したキーワードが含まれたメッセージに自動で返信できる。

応答メッセージの設定方法

よく聞かれる質問に効率的に回答したい。|LINEビジネス活用公式ガイド

[ホーム]→[応答メッセージ]を順にタップ。1[+追加]をタップし、キーワードに対する返信内容をテキストやスタンプなどから選択する。

よく聞かれる質問に効率的に回答したい。|LINEビジネス活用公式ガイド

テキストの場合、通常のメッセージ配信と同様に内容を入力して2[保存]をタップ。

よく聞かれる質問に効率的に回答したい。|LINEビジネス活用公式ガイド

3管理用のタイトルを入力。4[スケジュール]をオンにすると、応答メッセージでの対応期間を指定できる。5[キーワード]をオンにすると、自動で返信するキーワードを複数設定できる。それぞれの設定を終えたら6[保存]をタップする。

APIを使ったボット機能

さらに高度で効率的なコミュニケーションを行いたい場合は、Messaging APIを使ったボット機能の活用が有効です。ユーザーからメッセージを受け取ると、ボットサーバーから返信が送られます。APIを使ったボット機能を使うには、別途、開発パートナーとの連携(有料)が必要です。

期待できる効果

  • すぐに返信できるので、ユーザーを待たせずに済む
  • 手が離せないタイミングで質問が来ても、自動で返信可能
  • 固定電話がなくても、LINE公式アカウントで代用できる

ワンポイントアドバイス応答メッセージでは画像も自動返信できる

テキストだけで情報を伝えにくいときは、応答メッセージに画像を添付すると親切です。飲食店であれば「オススメ」「メニュー」などのキーワードと、それに対する回答としてテキストと一緒に実際の商品画像を設定しましょう。

よく聞かれる質問に効率的に回答したい。|LINEビジネス活用公式ガイド

画像の設定も可能。

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本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド 第2版』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2023年6月)における情報に基づいています。

本コンテンツの各記事は、2023年9月~順次公開いたします。