活用ノウハウ① 導入・認知獲得編
LINE公式アカウント/メッセージ配信、LINEチャット
LINE公式アカウントを緊急連絡用に使うことはできる?
美容室を運営しています。営業時間の短縮やスタッフ都合による急なお休み、店舗の緊急工事など、お客さまに急ぎ連絡をするためにLINE公式アカウントを使いたいです。
「メッセージ配信」と「LINEチャット」で連絡しましょう。
ユーザーに説明して、利用用途を理解してもらう
店舗を運営していると、臨時休業や営業時間の短縮などを行う場合があります。これまでは、入り口に張り紙をしたり、個別に電話連絡したりしていた対応も、LINE公式アカウントを使うとより効率的に行えるようになります。
LINE公式アカウントを「緊急連絡網」のように使う場合、ユーザーにしっかりとメッセージ配信を見てもらえるように、友だち追加後に通知をオフにしないようお願いする必要があります。その際、テキストだけでやりとりするのでなく、ユーザーに対してアカウントの運用方針や、今後配信するメッセージの内容について店舗で直接説明するなどして、理解を得た上で友だち追加してもらいましょう。
なお、スタッフの急病などで予約の変更や延期をお願いする場合は、メッセージ配信に加えて、LINEチャットで個別に連絡できるとより親切です。ただし、LINEチャットはユーザーから前もって話しかけてもらう必要があります。
期待できる効果
- 全員にはメッセージ配信で、個別にはチャットで緊急連絡ができる
- ユーザーの都合のよいタイミングで内容を確認してもらえる
- 電話での連絡回数を減らして、業務を効率化できる
緊急連絡時の運用方法
営業時間の短縮・変更や臨時休業など、緊急時のメッセージ配信は
[すべての友だち]をタップしてユーザー全員に案内する。すでに予約をしているユーザーに対しては、LINEチャットで個別に連絡する。LINEチャットでのやりとりをしたことがないユーザーには、電話やメールなど、別の方法で連絡する必要がある。
ワンポイントアドバイス緊急連絡用アカウントの方針変更について
「緊急連絡網」としてLINE公式アカウントを利用する場合、必要以上に広告的なメッセージを配信すると当初の目的から外れてしまいます。緊急の連絡以外のメッセージ配信が増える場合は、前もって店舗でお声がけするなどして、アカウントの運用方針の変更について理解を促しましょう。
LINE公式アカウント
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本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド 第2版』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2023年6月)における情報に基づいています。