活用ノウハウ① 導入・認知獲得編
LINE公式アカウント/メッセージ配信
自分が担当するユーザーにだけメッセージを配信したい。
予約や施術後のサポートを、LINEチャットで行っています。休暇のお知らせや限定の情報などを、自分が担当しているお客さまに向けてメッセージ配信したいのですが、方法はありますか?
チャットでタグ付けした人を「オーディエンス」に設定しましょう。
担当制のビジネスに有効な配信方法
美容室、整体などのサービス業では、スタッフが担当するユーザーが固定されている場合が多くあります。一斉配信の場合、友だち全員に同じ内容のメッセージが配信されますが、LINEチャットの「タグ」(Q.55)を活用することで、担当ユーザーにだけメッセージを配信することが可能です。この機能を使えば、自分の出勤日や休暇をお知らせしたり、特別なキャンペーン情報などを案内したりできます。
具体的には、「オーディエンス」の設定で、チャットでタグ付けしたユーザーを抽出する「チャットタグオーディエンス」を使います。ユーザーとのLINEチャットを担当者別にタグ付けして管理している場合は、そのままオーディエンスに設定するだけで簡単に利用できます。担当制の店舗ビジネスだけでなく、オンライン英会話などユーザーに担当スタッフがつくオンラインサービスなどでも有効です。
期待できる効果
- 担当ユーザーにだけ、休暇や時短のお知らせが一括で配信可能
- こまめな情報発信で、担当スタッフをより身近に感じてもらえる
- 限定情報や特別なクーポンの配信にも使える
オーディエンスの作成方法
Web版管理画面で[ホーム]→[データ管理]→[オーディエンス]→[作成]を順にクリック。[オーディエンスタイプ]で
[チャットタグオーディエンス]を選択して、ユーザーに設定しているタグを指定する。他に設定可能なオーディエンスタイプの詳細は [オーディエンスタイプについて]から確認できる。ワンポイントアドバイスチャットタグを効率よく管理するには
LINEチャットのタグを後から整理すると工数がかかるので、あらかじめ規則的なタグ名を考えておきましょう。
- 担当ユーザーにメッセージ配信を行いたいとき→○○(スタッフ名)_△△様(ユーザーの名前)
- 入会月別にメッセージ配信を行いたいとき→○月(入会月)_△△様(ユーザーの名前)
- (デリバリーなど)居住地別にメッセージ配信を行いたいとき→○○市(居住地)_△△様(ユーザーの名前)
LINE公式アカウント
本コンテンツのご利用について
本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド 第2版』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2023年6月)における情報に基づいています。