活用ノウハウ① 導入・認知獲得編
LINE公式アカウント/オーディエンス配信
既存ユーザーに似たターゲット層に広告を配信したい。
リピーターが増える一方で、新規ユーザーの集客がうまくいきません。既存ユーザーに似たユーザーに広告を配信できれば効果がありそうですが、そのようなことはできますか?
「類似配信」を活用しましょう。
オーディエンスを類似拡大して、広告を配信
LINE広告には「類似配信」という配信手法があります。すでに自社の商品やサービスを利用しているユーザーや、LINE公式アカウントを友だち追加しているユーザーをソースオーディエンス(広告の配信対象の元データ)にして、それに類似するユーザーに広告を配信できる機能です。優良顧客になりうる新規ユーザーに対して、効率的にアプローチできるメリットがあります。
Q.59で作成したオーディエンスに含まれるユーザーから、性別や年齢、興味・関心などが類似したユーザーをLINE内で探し出し、広告を配信します。そのため、ソースオーディエンスの数と質によって広告効果が変わる可能性があります。例えばECサイトなら、利用頻度や購入金額の高い優良顧客のデータだけを抽出してソースオーディエンスを作成すると高い効果が見込めます。ただし、ソースオーディエンスはある程度、目安として500以上の母数が担保されていることが必要です。
また、オーディエンスサイズを%で指定することもできます。サイズが大きいほど似ているユーザーが含まれる割合は低くなりますが、より多くの人を対象に配信可能です。サイズを自動設定すると、LINEの配信アルゴリズムによって、最適なオーディエンスサイズになるように調整した上で、広告が配信されます。
期待できる効果
- 既存ユーザーのデータを使って、新規ユーザーを集客できる
- 興味を持ってくれそうなユーザーを探し出して配信できる
[類似配信の仕組み]
類似オーディエンスの作成方法
Q.59を参考に、類似オーディエンスのもとになるオーディエンスを作成しておく。続いて
[オーディエンス作成]→ [類似オーディエンス]を順にクリック。[オーディエンスソースを選択してください]をクリックして、作成済みのオーディエンスを選択。続いて [オーディエンスサイズ]から[自動]または[手動]を選択し([手動]の場合は1%~15%の間で指定)、 [保存]をクリックすると、類似オーディエンスを作成できる。
LINE公式アカウント
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本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド 第2版』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2023年6月)における情報に基づいています。