活用ノウハウ① 導入・認知獲得編
LINE公式アカウント/A/Bテスト
より効果的なメッセージ表現を検証する方法を知りたい。
LINEを使ってどのようなメッセージや画像がユーザーにより響くのか検証したいのですが、配信効果の確認やテストに便利な機能はありますか?
「A/Bテスト」を活用しましょう。
複数のバリエーションを作成して反応の違いを検証する
ターゲットリーチが5,000人以上になると、「A/Bテスト」を実施して、メッセージの反応を比較することができます。A/Bテストとは、メッセージのバリエーションを作成して、特定の割合のユーザーに配信し、配信効果を検証することです。
A/Bテストは、Web版管理画面の[メッセージを作成]から作成できます。テストでは友だち全員に配信する必要はなく、テストから3日以内に残りの友だちに反応がよかったほうのメッセージを配信することもできます。バリエーションは最大で4パターンを設定可能です。結果は[分析]の[メッセージ配信]で確認できます。
A/Bテストでは、比較可能な要素を含めて配信することで初めて、どちらの効果がよいか検証できます。まったく異なる内容や、ほぼ同じ内容では検証になりません。次ページで示すように、比較ポイントを定めた上で、配信してください。
配信数が少なすぎたり、パターンを分割しすぎたりすると、正しく評価できない場合があります。また、配信結果にわずかな差しかない場合は、統計的に有意な差ではない場合もあるので、注意しましょう。
期待できる効果
- より効果的なメッセージ表現を検証できる
- A/Bテストが配信されていないユーザーにも同じ内容を送信できる
- A/Bテストを繰り返すと、メッセージ配信の勝ちパターンが見える
A/Bテストでクーポンを配信する例
[A]
[B:テキストを変更]
[C:画像を変更]
AとB、AとCで比較して配信する。
A/Bテストの配信方法
Web版管理画面で[ホーム]→[メッセージを作成]→[A/Bテストを作成]を順にクリック。続いて
[テスト対象]にA/Bテストを配信する友だちの割合を入力。 で配信対象者数を確認できる。配信するメッセージの内容は
タブで切り替えてそれぞれ入力する。 [バリエーションを追加]をクリックすると、バリエーションが追加される。LINE公式アカウント
本コンテンツのご利用について
本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド 第2版』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2023年6月)における情報に基づいています。