015 Googleタグマネージャの導入
Googleタグマネージャのアカウントを開設する
Googleタグマネージャは、Googleアカウントがあれば無料で利用できます。Googleタグマネージャを導入し、Googleタグマネージャ経由でGoogleアナリティクスを動作させる手順の全体像は以下の通りです。
- Googleタグマネージャのアカウントの開設
- 最初のコンテナの作成
- コンテナスニペット(コンテナを稼働させるためのJavaScript)の取得
- コンテナスニペットのHTMLソースへの挿入
- コンテナへのGoogleアナリティクスのタグの追加
「コンテナ」とは、Googleアナリティクスや広告サービス、最適化ツールなどの複数のタグが入る「容器」を指します。コンテナには「コンテナスニペット」と呼ばれる固有のIDを持ったJavaScriptが関連付けられており、これをサイトの全ページのHTMLソースに挿入することで、コンテナが有効になります。ここでは上記1〜3を解説します。
1Googleタグマネージャにログインする
Googleアナリティクスソリューション2利用を申し込む
3Webサイトの情報を入力する
4アカウントの開設が完了した
ポイント
- アカウントは企業で1つ、コンテナはサイトごとに分けるのが一般的です。そのため、アカウント名=企業名、コンテナ名=サイト名にすると管理しやすくなります。
- Googleタグマネージャを導入したいサイトが複数ある場合は、コンテナを追加します。新しいコンテナを作成する方法は、ワザ069を参照してください。
企業が自社サイトにGoogleアナリティクスを導入するなら、Googleタグマネージャもあわせて導入することを強く推奨します。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。