037 目標の設定
ゴールページを指定してコンバージョンを設定する
目標(コンバージョン)の設定としてもっとも一般的なのは、「特定のページを表示したこと」を目印にする方法です。購入完了、メールマガジン登録の完了、問い合わせの完了などは、いずれもユーザーに対して、アクションが完了したことを知らせるページを表示すると思います。これらのページは「ゴールページ」「サンキューページ」などと呼ばれますが、コンバージョンが発生したときにだけ表示されるため、表示された回数を目標達成の回数と見なすことができます。
ゴールページを目標として設定するには、以下のように操作します。
管理 > 目標
1新しい目標を作成する
2目標の種類を選択する
3目標の名前とタイプを設定する
4目標のURLを設定する
5目標の値を設定する
6目標到達のステップを設定する
7目標が作成された
ポイント
- ゴールページのURLは、ホスト名の後ろのスラッシュ以降のみを入力します。「https://」から入力してしまうと、正しく目標を計測できません。例えば「https://dekiru.net/inquiry/thanks.html」をゴールページにするなら、「/inquiry/thanks.html」と入力します。
- 手順5のように、目標に対して値(金額)を入力すると、[すべてのページ]レポートでページごとの[ページの価値]を表示できるようになります。
- 目標到達プロセスとしてゴールページまでの経路となるページのURLを入力すると、それらを[目標到達プロセス]や[ゴールフロー]のレポートで計測できるようになります。
目標の設定項目は多岐にわたるため、慎重に行いましょう。作成したあとは、コンバージョンが正しく計測されているかを必ず確認してください。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。