ECサイトには、新着商品リストや人気商品リストなどが随所にあります。拡張eコマースでは商品リストのページにトラッキングコードを動的に書き出し、リストや商品の属性を定義することでリストの効果測定を実施できます。

例えば、以下のコードは「Search Result」（サイト内検索の結果）の1番目に、商品IDが「P12345」の商品が掲載されたことを表しています。

ga('ec:addImpression', {
  'id': 'P12345',
  'name': 'Dekirumon T-Shirt',
  'category': 'Apparel/T-Shirts',
  'brand': 'Impress',
  'variant': 'White',
  'list': 'Search Results',
  'position': 1
});

1：ec:addImpressionコマンド。商品のインプレッションの計測を行う
7：list値。引数として、商品が属するリストを指定する
8：position値。リストにおける商品の掲載順位を指定する

また、商品のクリックを計測するには以下のようなコードを書き出します。

ga('ec:addProduct', {
  'id': 'P12345',
  'name': 'Dekirumon T-Shirt',
  'category': 'Apparel/T-Shirt',
  'brand': 'Impress',
  'variant': 'White',
  'position': 1,
});
ga('ec:setAction', 'click', {
  'list': 'Search Results'
});
ga('send', 'event', 'list', 'click', 'Search_Result');

1：ec:addProductコマンド。商品情報の追加の計測を行う
9：ec:setActionコマンド。「click」（商品のクリック）というアクションの計測を行う
10：list値。アクションの計測対象となるリストを指定する
12：sendコマンド。データをGoogleアナリティクスに送信する

ポイント

• この設定の結果は、［商品リストの販売状況］レポートで確認できます。