060 ほかのサービスとのリンク設定
Google Search Consoleのアカウントとリンクする
GoogleがWeb担当者向けに提供しているツールに、Google Search Console(旧称:Googleウェブマスターツール)があります。Googleのクロールエラーやサイト改善のヒントを与えてくれるなど、有用なツールとして定着しています。Search ConsoleもAdWordsやAdSenseと同様に、Googleアナリティクスとのリンクが可能です。
リンクが完了すると、Googleの検索結果ページにおける検索クエリのクリック数や、ランディングページごとの表示回数、クリック率、平均掲載順位など、Search Consoleが持つ貴重なデータをGoogleアナリティクスにインポートできます。
管理 > プロパティ設定1Google Search Consoleとのリンクを開始する
2Search Consoleのサイトを選択する
3リンク設定が完了した
ポイント
- リンクするGoogleアカウントには、Search Consoleにおける当該サイトの管理者権限が必要です。
- GoogleアナリティクスとSearch Consoleで利用しているGoogleアカウントが異なる場合は、リンク設定を行う前に、Search ConsoleのGoogleアカウントをGoogleアナリティクスのユーザーとして追加し、編集権限を付与しておきます。ユーザーの追加方法はワザ179で解説しています。
- この設定の結果は、[集客]メニューの[Search Console]配下にあるレポートで確認できます。
- Search Consoleのデータを閲覧できるのは、直近の3か月のみです。過去のデータを閲覧できるようにするには、定常的にレポートをエクスポートして、CSVファイルなどとして保存しておく必要があります。
Search Consoleは、特にSEOに関連する有用な知見をもたらしてくれます。リンク設定は必須と心得てください。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。