073 複数サイトの解析
外部ASPや自社決済システムのドメインが参照元に現れるのを防ぐ
ECサイトにおいて、外部ASPや自社決済システムに遷移する導線がある場合は、通常、それらが参照元として計測されます。Web解析の定義上、それらは参照元に違いありませんが、参照元として分析することに意味はなく、もともとの参照元が上書きされてしまうという弊害もあります。以下の設定を行うことで、参照元から除外できます。
管理 > トラッキング情報 > 参照元除外リスト
ポイント
- 自社に関係のある参照元がレポートに表示されることを「自己参照トラフィック」と呼びます。分析において不便であるため、自己参照トラフィックは極力排除することが求められます。
この参照元除外リストの設定によって、クロスドメイントラッキングにおいて正しい参照元を取得できるようになります。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。