081 重要な指標
「ページビュー数」を正しく理解する
「ページビュー数」は、サイト内のページが表示されたのべ数のことを指します。異なるページが表示された場合はもちろん、ブラウザーの[戻る]ボタンをクリックして再度同じページを表示した場合もカウントされます。また、ページを更新(リロード)しても1ページビューになります。
例えば、トップページ→特集ページ→記事ページという遷移があった場合は、それぞれのページで1ページビューずつ、合計で3ページビューです。トップページ→特集ページ→トップページという遷移は、トップページが2ページビュー、特集ページが1ページビューとなります。ページビュー数は[行動]メニューの配下にあるレポートの指標として見られ、サイト内で人気のあるコンテンツを知るときなどの基準としてよく用いられます。
行動 > 概要
ポイント
- ページビュー数はよく「PV」と略されます。
- 誤って同一ページに2つのトラッキングコードを挿入してしまった場合、ユーザーがページを表示するたびに2ページビューがカウントされます。
- ユーザーのサイト内でのアクションを、イベントではなく仮想ページビュー(ワザ067〜068を参照)として計測している場合、そのアクションがページビューとしてカウントされます。例えば、PDFのダウンロードをページビューとしてカウントできます。
メディアサイトなど、広告による収益を目標としているサイトではページビューが重視されます。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。