100 タグマネージャの用語

Googleタグマネージャの「変数」を理解する

Googleタグマネージャにおける「変数」は、データ(値)を保持するための「箱」の役割をします。概念的にやや難しいですが、プログラミングでもよく登場する用語です。

ワザ017では[Googleアナリティクス設定]から、GoogleアナリティクスのトラッキングIDを変数に格納しました。以降に作成するタグは、その変数を選択するだけで、GoogleアナリティクスのトラッキングID(プロパティ)と紐付けられるようになります。こうした自分で作成する変数は「ユーザー定義変数」と呼びます。

一方、Googleタグマネージャにはさまざまな「組み込み変数」も用意されています。Web解析においてよく利用する値を変数として扱えるようにしたもので、「Page URL」(ページのURL)や「Click Text」(クリックされた要素が含むテキスト)などがあります。組み込み変数は以下の手順で、有効・無効の切り替えが可能です。

Googleタグマネージャの「変数」を理解する - できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版

Googleタグマネージャの「変数」を理解する - できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版

Googleタグマネージャは「タグ」「トリガー」「変数」の3つの理解が伴ってこそ、使いこなせるようになります。