127 サイト内行動の分析
ページの表示速度を改善するヒントを得る
表示に時間がかかっているページがわかっても、具体的にどう対処すればいいのかわからない方が大半だと思います。[サイトの速度]配下には[速度についての提案]というレポートがあり、ページごとに、どこを修正すれば表示速度が改善するのかを示してくれます。詳しくはGoogleの「PageSpeed Insights」というサイトで確認します。
行動 > サイトの速度 > 速度についての提案
代表的な改善方法は以下の通りです。サイト全体に影響するような修正は、サイト制作会社の協力も得ながら実施しましょう。
- 画像を最適化する
- 圧縮を有効にする
- ブラウザーのキャッシュを活用する
- CSSを縮小する
- JavaScriptを縮小する
- HTMLを縮小する
改善の実施後は、レポートの集計期間を設定して実施前と比較し、必ず効果測定を行うようにします。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。