143 レポートの操作
突然のセッション数や直帰率の大きな増減の原因を見つける
ある期間でセッション数、直帰率、新規訪問の割合などが急激に増減した場合、その日付や原因をすばやく特定できるのが[グラフに表示]機能です。急激な増減があった日を含むレポート期間を表示したうえで以下のように操作すると、グラフに複数の線が引かれ、ディメンション(以下の例では「ページ」)のどの項目が増減をもたらしたのかを確認できます。
行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ
ポイント
- グラフに追加できる項目は最大6つまでです。
- グラフの状態を元に戻したいときは、レポートの操作機能(画面左側のメニュー)で同じレポート名をクリックするか、チェックマークをはずして[グラフに表示]をクリックします。
- 「ページ」のほか、「チャネル」「ユーザータイプ」「ランディングページ」「デバイスカテゴリ」が、サイトパフォーマンスの大きな変化を見つけるのに特に役立ちます。
特定のディメンションメンバーにおける指標の変化を時系列で追うには、グラフにプロットしてみるのがいちばんです。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。