144 レポートの操作
上位10件の参照元サイトへの集中度合いを知る
多くのレポートではディメンションと指標が表の形式で表示されますが、確認したい内容によって最適な形式に変更できます。例えば、ディメンションのトップ10を構成する項目が全体のどの程度の割合を占めているのかを確認するには、表示形式を[円グラフ]に切り替えるのが適当です。
以下の手順では、ユーザーが利用しているセッション数上位10件の参照サイトについて、それぞれがどの程度の割合を占めているのかを調べています。
集客 > すべてのトラフィック > 参照元サイト
ポイント
- 円グラフでは、上位10件以外のディメンションの項目は「その他」としてまとめられます。
- この分析は[参照元サイト]レポートのほか、[ランディングページ]レポートでも有効です。LPO(ランディングページ最適化)を行うにあたっては、訪問開始数の多いページのほうが効果が出やすいですが、その割合がどの程度かを直感的に把握できます。
- 元の表形式に戻すには、[円グラフ]のアイコンの左側にある[データ]をクリックします。
構成比を見るうえで、円グラフは定番のグラフ表現です。中でも参照元サイトやランディングページの分析に役立ちます。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。