163 レポートの保存
フィルタやセグメントを適用したレポートをすばやく表示する
これまでにも解説したとおり、Googleアナリティクスでは以下のような機能を活用してレポートを深掘りし、サイト改善のアクションにつながる知見を得ていきます。
- セカンダリディメンション
- フィルタ(アドバンスフィルタ)
- セグメント(アドバンスセグメント)
- 表の並べ替え
しかし、これらは通常、レポートに設定しても保存されず、次回レポートを表示したときには元に戻ってしまいます。次の手順でレポートを保存しておくと、レポートの操作機能(画面左側のメニュー)の[カスタム]→[保存済みレポート]から、すぐに再現できるようになります。
ポイント
- 不要になったレポートは、保存済みレポートの一覧で[アクション]→[削除]と操作すると削除できます。
- 本書執筆時点では、Googleアナリティクスのほかのユーザーと保存済みレポートを共有する方法は用意されていませんが、保存したレポートをメール配信やエクスポートによって共有することは可能です。
標準レポートにひと手間加えた作業がムダにならないよう、有効な知見が得られそうなレポートはすぐに保存しておきましょう。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。