175 レポートや設定の共有
チャネルグループを共有する
新規に作成したチャネルグループも、Googleアナリティクスのほかのユーザーと共有できます。通常のチャネルグループとカスタムチャネルグループで、若干操作が異なります。
チャネルグループを共有する
新規に作成したチャネルグループは、同じビューに対する閲覧権限を持つユーザーと自動的に共有されます。それ以外のユーザー、例えば、同じプロパティのほかのビューや、ほかのGoogleアナリティクスアカウントと共有するには、以下の手順で明示的に共有を実行します。
管理 > チャネル設定 > チャネルグループ
カスタムチャネルグループを共有する
新規に作成したカスタムチャネルグループは当初、作成したユーザーだけに紐付き、同じビューに対する閲覧権限を持つユーザーであっても利用できません。
同じビューに対する閲覧権限を持つユーザーと共有するには、次のページにある手順のようにようにカスタムチャネルグループを「公開」します。それ以外のユーザーと共有する方法は、通常のチャネルグループと同じです。
管理 > チャネル設定 > チャネルグループ
チャネルグループを適用する
自分で作成した、または共有されたチャネルグループを[チャネル]レポートや[マルチチャネル]配下のレポートに適用するには、そのチャネルグループをプライマリディメンションとして選択します。以下は[チャネル]レポートを表示し、[Default Channel Grouping]からチャネルグループを切り替えています。
集客 > すべてのトラフィック > チャネル
ポイント
- 共有リンクを受け取ったユーザーは、リンクをクリックすると各チャネルグループを関連付けるビューを選択できます。ビューを選択すると共有が開始されます。
- 複数のチャネルグループをほかのユーザーと共有するには、アセットの共有を利用します(ワザ176を参照)。
社内のWeb担当者の間で、ユーザーの流入経路についての同じ分析基準を持つには、チャネルグループの共有が必要です。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。