203 サイト改修の施策
コンバージョンしたユーザーの初回訪問時の行動を確認する
カスタムセグメントの［条件］には［セッション］ベースと［ユーザー］ベースがありますが、それらを組み合わせて適用することもできます。特に有効な組み合わせとして考えられるのが、コンバージョンした「ユーザー」の初回訪問時の「セッション」を抽出するセグメントです。このセグメントを作成するには、以下の手順のように操作します。
設定内容
フィルタ
セッション 含める
ユーザータイプ 完全一致 New Visitor
※コピー後に追加する条件
このセグメントを［集客］メニューの［すべてのトラフィック］→［チャネル］レポートや、［行動］メニューの［サイトコンテンツ］→［ランディングページ］レポートに適用すれば、コンバージョンしたユーザーが初回訪問時に利用したチャネルやランディングページがわかります。
ユーザーが複数回の訪問を経てコンバージョンしたとき、初回訪問が何らかの影響を与えていたのかもしれません。それを可視化しましょう。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧（目次）や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点（2017年11月）の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。
