224 リマーケティングの実施
セグメントからリマーケティングのユーザーリストを作成する
自分で作成したカスタムセグメントは、リマーケティングのユーザーリストの定義としても利用できます。例えば、セグメントを適用して分析を行っているうちに、「特定の特集ページを見たユーザーのコンバージョン率が高い」ということを発見したとします。しかし、扱っている商品の性質や価格から、同一のセッションで即決して購入されにくい場合、その特集ページを閲覧したユーザーのセグメントからユーザーリストを作成し、AdWords(現:Google広告)のリマーケティングでサイト再訪問を誘導できます。
ポイント
- カスタムセグメントに限らず、標準のセグメントからでもユーザーリストを作成できます。
- [ユーザーリスト]画面から新規作成したとき、ユーザーリストの定義で[セグメントをインポート]をクリックしても、セグメントからリストを作成できます。
- 上の画面にある[ギャラリーからインポート]は、世界中のGoogleアナリティクスユーザーが作成・共有しているセグメントを利用する方法です。
セグメントは簡単にリマーケティング施策の対象にできます。再訪問を促すことでコンバージョン率が向上しそうなセグメントを探してみましょう。
本コンテンツは、インプレスの書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260』を、著者の許諾のもとに無料公開したものです。記事一覧(目次)や「まえがき」は以下のリンクからご覧ください。
- 本書発行時点(2017年11月)の情報に基づいています。
- 本書は2色刷のため、画面はグレースケールとなります。