035 ビューの基本設定

サイト内検索がキーワードごとに何回実行されたかを計測する

サイト内に検索フォームがある場合は、ユーザーが使用したキーワード(検索クエリ)ごとの検索回数や、その後のサイト離脱、コンバージョン数などをレポートとして可視化できます。そのためには以下の設定を行います。

使用画面管理 > ビュー設定

1サイト内検索のトラッキングをオンにする

サイト内検索がキーワードごとに何回実行されたかを計測する - できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版

2クエリパラメータを入力する

サイト内検索がキーワードごとに何回実行されたかを計測する - できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版

3カテゴリのパラメータを入力する

サイト内検索がキーワードごとに何回実行されたかを計測する - できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版

サイト内検索のクエリパラメータは、サイト内検索の結果ページのURLで確認できます。また、サイト内検索をカテゴリで絞り込む機能があり、そのカテゴリ名がURLに表示される場合は、カテゴリのパラメータを入力してレポートに反映させることもできます。

https://dekiru.net/search/?q=iphone
https://dekiru.net/search/?q=iphone&cate=smartphone

1:サイト内検索の結果ページのURLの例。「q」がサイト内検索のクエリパラメータで、等号(=)でつながれている文字列(ここでは「iphone」)が検索クエリとなる。 2:カテゴリのパラメータがURLに含まれる例。「cate」がサイト内検索のカテゴリパラメータとなる

ポイント

  • URLの種類をむやみに増やさないため、サイト内検索の結果ページのURLを1つにまとめる場合は、[URLからクエリパラメータを削除]にチェックマークを付けます。上記の例では、サイト内検索のすべての結果ページが「https://dekiru.net/search/」というURLでまとめられます。
  • 検索クエリがURLとして表れない場合は、仮想ページビューやGoogleタグマネージャを利用してサイト内検索をトラッキングできる場合があります。詳しくはワザ068で解説します。
  • ECサイトでは、メールマガジンなどで特定の商品の一覧ページを案内したい場合がありますが、そのための「簡易ランディングページ」として、サイト内検索の結果ページを記載するのは避けましょう。サイト内検索に関するレポートの数値が、大幅に不正確になるためです。
  • サイト内検索に外部ASPを利用している場合は、自社ドメインとは異なるURLで結果ページが表示されるため、クロスドメイントラッキングが必要です。
  • サイト内検索のキーワードがわかれば、ユーザーが興味を持った商品やコンテンツの傾向をすぐに把握できるようになります。