164 マイレポートの活用

サイトパフォーマンスの概況を短時間で把握する

「ウィジェット」と呼ばれるパーツを配置し、さまざまなレポートをまとめることで一覧性を高めた特別なレポートを「マイレポート」と呼びます。英語表記の「Dashboards」のほうが、役割をよく表しているように思います。

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サイトパフォーマンスの概況を短時間で把握する - できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版

マイレポートの用途は、例えば「毎日確認用」「月次レポート用」「役員向けサマリー」など、目的にあわせて情報をパッケージングすることです。新しいマイレポートは自由に作成でき、1つのマイレポートには最大12個のウィジェットを配置できます。また、1つのビューにつき最大20個まで作成可能です。

作成したマイレポートは、作成したGoogleアナリティクスのユーザー自身のアカウントのみに紐付き、同じビューを共有しているほかのユーザーには表示されません。ただし、明示的に共有の操作を行うことで、ほかのユーザーも利用できるようになります(ワザ172を参照)。

ポイント

  • マイレポートにもセグメントを適用できます。
  • マイレポートは今後、Googleデータスタジオに統合されていくと考えられます。ワザ170171を参照し、データスタジオの知識もあわせて習得してください。

マイレポートは自分で活用するだけでなく、Web解析のリテラシーがあまり高くない社内外の関係者にサイトの概況を伝えるときにも有効です。