インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』の全文Web公開について、書籍の紹介と「はじめに」、記事一覧(目次)をまとめました。
企業や店舗のWebサイト担当者や、集客・販促のデジタル化に取り組むマーケティング担当者のみなさんに向け、「LINE公式アカウント」「LINE広告」に代表されるLINEの法人向けサービスの正しい使い方やノウハウを幅広く知っていただけるよう、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料で公開しています。
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書籍について
すぐに取り入れたくなるアイデアが満載!
本書は集客・販促のデジタル化において、企業や店舗がユーザーとの関係性を強化できる「LINE公式アカウント」、LINEやそのファミリーサービスに広告を出稿できる「LINE広告」などの活用方法をまとめています。「チラシに代わる発信手段がほしい」「LINEをデリバリーに使うには?」など目的に沿って解説しているので、初心者でも効果的な施策をすぐに実施できます。豊富な活用例に加え、LINE公式書籍ならではの先進的な企業事例も掲載。
- 著者:LINE株式会社
- 定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
- 判型:A5正寸判
- ページ数:224ページ(オールカラー)
- ISBN:978-4-295-01304-4
はじめに
コミュニケーションアプリの「LINE」は2011年6月に誕生して以来、「世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮める」というミッションのもと、国内外、通信キャリアを問わず、ユーザー同士で音声、ビデオ通話、チャットなどが無料で楽しめるサービスを提供しています。現在、国内の月間利用者数は8,900万人に上り(2021年9月末時点)、うち約8割のユーザーに1日に1回以上、LINEをご利用いただいています。
この10年の歩みの中で、私たちLINEは企業・店舗の皆様のビジネス成長に寄与すべく、LINE公式アカウント、LINE広告をはじめとする多数の法人向けサービスを提供してきました。
総務省がまとめた「令和2年版 情報通信機器の保有状況」によると、世帯におけるモバイル端末の保有状況は96.1%となっており、うち83.4%がスマートフォンとなっています。スマートフォンの普及に伴い、オンライン情報をもとに商品・サービスの検討や購買を行うユーザー行動が一般的になりました。これを受け、集客や販促に関する施策をデジタル化する動きは、大企業のみならず中小企業や店舗にも広がっており、この傾向は2020年以降、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により加速しています。
ビジネスに影響を及ぼす外部環境がスピーディーに変化する中、本書は「自社の集客や販促にLINEを活用したい」と考えるすべての皆様に向けて、LINEの法人向けサービスの活用ノウハウをまとめています。
LINEのサービスをすでに利用している事業主様はもちろん、今後、デジタル化を進めていく事業主様にも分かりやすいよう、LINE公式アカウント、LINE広告などの活用ノウハウを目的別に整理しました。さらに、サービスに関する豊富な知識と運用経験を備えた認定講師「LINE Frontliner」、実際にLINEをご利用いただき成果を上げている企業・店舗様の事例も収録。現場でLINEを運用する方が、基本から応用まで体系立ててサービスを理解できる内容となっています。
また、LINEが新たに提供する「マーケティングでのデータ活用」を目的としたサービスに関するコラム、テクノロジーの進化とともに変わっていく広告事業についてのLINE社員インタビューも含んでいます。経営者やマネジメント層にも、ぜひ手に取っていただきたいと考えています。
本書を通じて、企業・店舗の運営に携わる皆様が、それぞれの課題解決につながるヒントを得て、ユーザーとの関係性を強化するきっかけになれば幸いです。
LINE株式会社
家族や友人・恋人など、身近な大切な人との関係性を深め、絆を強くするコミュニケーション手段として、2011年6月にコミュニケーションアプリ「LINE」のサービスを開始。「CLOSING THE DISTANCE」をコーポレートミッションに、世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めるため、さまざまなサービス・事業を展開中。
記事一覧(目次)
活用ノウハウ①
導入・認知獲得編
- LINEをビジネスにうまく活用するにはどうしたらいい?
- LINEの法人向けサービスはスマホだけでも運用できる?
- LINE公式アカウントとLINE広告を始める方法を知りたい。
- 個人アカウントをLINE公式アカウントに移行できる?
- 予算がないので、まずは無料でLINE公式アカウントを始めたい。
- オンシーズンとオフシーズンで料金プランを変更したい。
- アカウント名の横についている「バッジ」は何?
- 分かりやすい文字列のIDにしたい。
- 複数人でLINE公式アカウントを管理したい。
- LINE上で店舗の基本情報をユーザーに知らせたい。
- 友だち追加してくれたユーザーに、最初にお礼を伝えたい。
- DMやチラシの代わりになる、情報の発信手段を探している。
- 友だちにメッセージと一緒にクーポンを配布したい。
- 季節に合わせて情報を発信するコツを知りたい。
- トーク画面内にWebサイトへの誘導ボタンを設置したい。
- 店舗に来店したユーザーに友だち追加してほしい。
- ユーザーにLINE公式アカウントを開設したことを知らせたい。
- 友だちの数を一気に増やしたい。オススメの方法は?
- 動画を活用して、自社の情報発信を行いたい。
- LINE広告の審査が通らない。
- 友だち追加広告を配信するユーザーを、さらに絞り込みたい。
- ポスティングに代わる方法で、地域の人に宣伝したい。
- 資料ダウンロードを促す広告を配信したい。
- ユーザーが自社のアカウントに期待していることを知りたい。
活用ノウハウ②
初回利用編
- チャットで質問や各種相談を受け付けたい。
- LINEチャットを送信できるユーザーを増やしたい。
- よく聞かれる質問に効率的に回答したい。
- 簡単な質問に対して、最適な内容を手間をかけずに返信したい。
- 手が離せないタイミングで、LINEチャットが来てしまう。
- チャット対応を効率化しつつも、できるだけ丁寧に対応したい。
- 未対応のチャットがないか、気になってしまう。
- ユーザーの印象に残る、画像付きのメッセージを作りたい。
- リアルタイムで商品説明やカウンセリングを行いたい。
- テイクアウトサービスの告知や予約に利用できる?
- デリバリー効率化のために、ユーザーの位置情報を確認したい。
- オーダーをとるとき、店員とお客さまの接触をなるべく減らしたい。
- テイクアウトの商品をスムーズに受け渡したい。
- 店頭での順番待ちを減らして、ユーザーをスムーズに案内したい。
- 予約をLINEのみで管理したい。便利なサービスはある?
- サービス運用や技術的なサポートを受けたい。
- LINE広告の配信面を指定したい。
- 本店、支店のLINE公式アカウントをまとめて管理したい。
- ECサイト利用者のみに友だち追加してほしい。
- リッチメニューを美しく仕上げたい。
- 客足が落ちる曜日や時間帯の来客を増やしたい。
- クーポンを他のSNSでもシェアしたい。
- 効果が出やすいクーポンを配布したい。
活用ノウハウ③
リピート促進編
- 動画でサービスを紹介したい。動画は配信できる?
- 複数の商品をまとめて、ユーザーの印象に残るように紹介したい。
- 店舗のスタッフを紹介して、指名を増やしたい。
- LINE公式アカウントを緊急連絡用に使うことはできる?
- チラシの配布量を縮小しつつ、何らかの形で継続したい。
- リピーター作りを効果的に行う方法を知りたい。
- リピート強化にさらに有効なサービスを知りたい。
- ユーザーの情報を管理して、スタッフ間で共有したい。
- ユーザーの属性や行動に合わせてメッセージを送り分けたい。
- 自分の担当するユーザーにだけメッセージを配信したい。
- 友だちが増えて、アップグレードしたいが予算がない。
- 既存ユーザーにアプローチして、サービスを利用してほしい。
- 既存ユーザーに似たターゲット層に広告を配信したい。
- 商品に自動で興味関心を持ってもらうためのメッセージを送りたい。
- 友だち追加してくれたユーザーとの関係を深めたい。
- LINE公式アカウントの発信が飽きられていないか不安になる。
- 分析画面にはいろいろな数値があるが、何をどう見ればよい?
- ブロックをなくすにはどうしたらよい?
- より効果的なメッセージ表現を検証する方法を知りたい。
- LINEを経由したWebサイトの訪問者数を計測したい。
- LINE広告経由のアクセスやコンバージョンを計測したい。
- LINE広告を配信しているが、リーチが伸びない。
- 自社で保有する顧客データと照合して、メッセージを配信したい。
- 自社のサービスや顧客システムとLINEを連携して使いたい。
高度な活用・DX事例
- 「Life on LINE」── 生活のプラットフォームとしてLINEが描く未来(LINE株式会社 池端由基)
- 友だち1,000人を突破するまでに必要な対策と、効果的なメッセージ配信(LINE Frontliner 野田大介)
- 顧客理解とユーザーコミュニケーションをもとに効果を高める、LINEのサービス活用術(LINE Frontliner 中根志功)
- LINEでユーザーに提供する、半歩先の販促・購買体験(LINE Frontliner 遠藤竜太×稲益 仁)
- 撮影して送るだけ! LINEミニアプリを利用した「ザ・プレミアム・モルツ」のキャンペーン(企業のLINE活用 サントリービール株式会社)
- LINEによって利用ハードルを下げて急成長! ファッションのサブスク「AnotherADdress」(企業のLINE活用 株式会社大丸松坂屋百貨店)
本コンテンツのご利用について
本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2021年11月)における情報に基づいています。書籍の「イントロダクション」「COLUMN」など、一部のコンテンツは掲載しておりません。
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